日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

2020-09-01から1ヶ月間の記事一覧

半処女  1938年 松竹

監督 佐々木啓佑 脚本 斎藤良輔 原作 小島政二郎 出演 三宅邦子 川崎弘子 夏川大二郎 佐分利信 岡村文子 半処女の意味がよくわからない(笑。 三宅邦子は免許をもち家業のハイヤー?で会社社長?の佐分利信の送迎をする。 三宅には恋人で小説家のタマゴの夏…

煉瓦女工   1946年(1940年制作 南旺映画)松竹

監督 千葉泰樹 脚本 八田尚之 原作 野澤富美子 出演 矢口陽子 三島雅夫 徳川夢声 赤木蘭子 小沢栄 1940年につくられたが、軍の検閲に通らず、戦後松竹から配給された映画だという。 なんだか最後まで貧乏、貧乏、また貧乏な映画(笑。 ただこれといって大事…

安宅家の人々   1952年 大映

監督 久松静児 脚本 水木洋子 原作 吉屋信子 出演 乙羽信子 田中絹代 船越英二 三橋達也 三条美紀 山村聰 瀧花久子 大泉晃 多々良純 小沢栄 見明凡太朗 長い映画でした(笑。 安宅家の次男、三橋達也は事業がうまくいかず、長兄の家の離れに妻の乙羽と住むこ…

新道 前編 朱実の巻 後編 良太の巻  1936年 松竹

監督 五所平之助 脚本 五所平之助 野田高梧 原作 菊池寛 出演 田中絹代 川崎弘子 佐分利信 佐野周二 上原謙 高峰秀子 斉藤達雄 吉川満子 岡村文子 デコちゃん12歳。声がまだ子供だが、役では15歳。 外交官の父、斎藤達雄の娘、田中絹代は霧ケ峰へ避暑にでか…

映画俳優 安藤昇  ワイズ出版 山口 猛 2015年5月24日 第1刷

安藤昇が清水昭氏のプロダクションにいたのなら、安藤昇関係の書籍であれがもっと清水昭氏のことが載っているかもしれないと思い借りた本。 先日の「激闘!闇の帝王安藤昇」より良い。著者は映画中心に著述活動を始めた人とある。助監督もしていたらしい。安…

激闘!闇の帝王 安藤昇   さくら舎 2016年5月 第一刷 大下英治

清水昭氏が安藤昇の経営していた青山のアスコットというサパークラブへよく行っていて、そこで自分のプロダクションへ安藤昇を誘ったという話はネットで読んで知った。 もしかしたら清水昭氏についての記述があるのではと思い図書館で借りました。 第14章破…

抱かれた花嫁  1957年 松竹

監督 番匠義彰 脚本 椎名利夫 光畑碩郎 出演 有馬稲子 高橋貞二 望月優子 日守新一 大木実 朝丘雪路 桜むつ子 高千穂ひずる 桂小金治 田浦正巳 片山明彦 小坂一也 鮨忠の看板娘、有馬稲子の結婚問題を軸に、弟、兄、そして母親の望月優子がおりなすホームコ…