監督 山本薩夫 原作 吉屋信子 脚本 八柱利雄/木村千依男 撮影 友成達雄
英百合子は学歴のない母親で、その夫はたしか外交官、その娘が原節子で、英が父兄会で他の父兄(といっても母親ばかり)から学がないのをバカにされる。
その父兄のひとりに伊藤智子がいて彼女がまた意地悪だ。
それが原の同級生まで及んで、彼女の誕生会にだれひとり来ない・・なんてことも。
英はそれでも勉強したり努力するが、外交官である夫も結局英と別れ、別の女性と一緒になる。
最後に原が結婚するとき、原が花嫁衣裳で車に乗り込むところを遠くから見守る英の姿。。。
え?
原は原で、新しい母を迎えるのにあえて反対もせず。
え?
あの当時は学歴の違いとか家の違いとかで涙した男女がいたのだろう。
階級社会。
昭和12年はまだまだ家制度、階級制度が酷かったのでしょうね。
追伸 原節子、17歳、可愛いです、綺麗です、若いです、初々しいです。