日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

映画わずらい 1966年 六芸書房

 

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2019/12/23


 
思い切って購入してよかった。
 
 浦辺粂子のエッセイが読みたくて購入したが、菅井一郎の絵が使われていて彼の違う側面を知りました。(絵がうまい)更に河津清三郎に至っては「にっぽん昆虫記」や「洲崎パラダイス赤信号」「祇園囃子」での役のイメージが強かった役者さんでしたが、その歩んだ道を軽快に語っています。
河津が1908年生まれ、菅井が1907年生まれ、浦辺が1902年生まれ・・・少し前までは気にも留めなかった(すみません)役者さん達でした。
特に菅井と河津のエッセイはこの本くらいじゃないでしょうか?

1966年に書かれたものなので、浦辺64歳、菅井59歳、河津58歳の時となります。
あとがきを河津が書いているのでこの本は彼の先導で世に出ることになったのだろうか?

一番長いエッセイは浦辺粂子だ。彼女の他のエッセイ本では語られなかった記述もあり楽しめた。
菅井一郎と河津清三郎は全て自分で書いたような感じだ。(なぜなら)菅井の文章はあまりうまくないが(笑、河津清三郎はあとがきを書いている(彼の文章はうまい)。浦辺粂子は語り口調の文章なので自分で書いたのかどうかは微妙だ。(浦辺の場合 他のエッセイもそんな感じ)

高峰秀子の養女、斉藤明美氏のように絶版を復刊させたり、新たに本を出版する人がいない3人にもう聞けないし、知るすべはない。
私は古書マニアではないが、昔の役者さんのエッセイとなると古書しか選択肢がない。増刊、増刊でいまでも新書で購入できるのはやはり高峰秀子くらいだろう。
購入に少し迷ったが買って良かった。

最後にこの本には3人のサインがある。これはどういういきさつでサインされたものなのだろう?
いつ?どこで?はたまた本物?
そんな想像も楽しい。

 

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映画わずらい 表紙・函

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左から 浦辺粂子 菅井一郎 河津清三郎 サイン

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菅井一郎の絵

映画わずらい 本・函 菅井一郎の絵

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なにがアマゾンガイドラインに触れたのかよくわからないけれど、最近アマゾンでレビューを書いても記載されるまで数日かかる。(昔はそんなにかからなかった・・というか確かすぐ掲載されたような・・)

このレビューは一日経っていない状態でこのようなメールが来ました。

ネットで調べると、どうもAIを使っているらしい。だから同じフレーズや言葉が繰り返されている文章はスパムとされる・・・。

なんだかよくわからないけれど、レビューを書け書けと言ってきて、あげくに意味不明な原因で掲載しません・・じゃぁアマゾンさん、私もうそちらでレビュー書きません。

 

映画や本のレビューは自分への備忘録的な存在でもあったけれど、このブログに思う存分書いて行こうと思っています。

そもそもアマゾンは☆が五つ以外のレビューは上位に来ない。

映画や本などはその人の感想だから☆の数なんて主観でしかないのに。