日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

大いなる驀進 1960年 東映

監督 関川英雄 脚本 新藤兼人

出演 佐久間良子 三國連太郎 中村嘉葎雄 中原ひとみ 花沢徳衛 小沢栄太郎

   久保菜穂子 

東映というとヤクザ映画・・・と思っていた私は最初に東映の映画だったのがビックリ。脚本は新藤兼人でおっぱいぽろりなどどこにもない(笑。

なかなかうまくできていて、東京から長崎までの列車内で色々なことが起こる。

道中も崖崩れが起きてハラハラドキドキだった。

最初は1960年の東京駅で中村嘉葎雄を結婚を約束している佐久間良子(とっても可愛い、キレイ)の二人から始まる。中村嘉葎雄国鉄の給仕で(そんな仕事あったんだ)佐久間と結婚のために国鉄を辞めて知り合いと喫茶店の経営をしようとしているが、佐久間が反対している。長崎までの乗務が終わったら辞めるという中村の乗る特急に佐久間が乗り込む。食堂車で働く中原ひとみは中村に心を寄せている。周りもあなたの恋人と言われるが・・・佐久間の存在を知って・・・。

車掌は三国連太郎。代議士で乗ってくるのが、よく悪役をやる、あの人(名前でてこない 笑)

鉄道ファン特集ということで日本映画専門チャンネルで放映されたが、川島雄三の特急日本より良くできている。

 

ところでこの映画の名前・・驀進・・・が最初読めなかったのは私だけでしょうか。