日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

非常線の女 1933年 松竹蒲田

監督 小津安二郎 脚本 池田忠雄

出演 田中絹代 岡譲二 逢初夢子 水久保澄子 三井弘二 

逢初夢子、18歳だけど6歳年上の田中絹代よりずっと大人びていた。

田中絹代は昼間は会社勤めをしているが実はヤクザの女でそのヤクザが岡譲二。

ボクシングクラブで三井弘二(学生服姿の三井、若い 笑)はその仲間にいれてもらう。三井にはレコードショップ?に勤める姉(水久保)がいる。可愛い(笑。

ダンスホールに夜な夜な出入りしている田中絹代とその友達が逢初夢子。

昭和6年?の暮らしにしては岡と田中の住むアパートは洒落ている。(アメリカっぽい)

当時、そんなに女優さんがいない時代だったのかとにかく田中絹代の出演作は多いけれど、

あの童顔でズベ公役は似合わなかった。トーキーじゃないからまだ許せた(笑。

wikiには警察官役で笠智衆がでているとある。(ノンクレジット)