監督 市川崑 脚色 衣笠貞之助 伊藤大輔 シナリオ 和田夏十 原作 三上於莬吉
出演 長谷川一夫 若尾文子 山本富士子 市川雷蔵 勝新太郎 船越英二 毛利菊枝
市川中車 中村雁治郎 加藤嘉 柳永二郎 伊達三郎 林成年 浜村純
長谷川一夫 300本記念(映画出演?)で作られた大映映画。大映スター勢ぞろいの豪華版!さすが長谷川一夫です。
上方歌舞伎?の女形の長谷川一夫が父母を死に追い詰めた3悪人の仇を打つ話。
ただし、斬ったハッタではない。
上様の側室となった若尾文子をつれた父の中村雁治郎、横にいるのは川口屋の伊達三郎。舞台で舞っている長谷川一夫・・・その流し目?にすっかり魅了されてしまった若尾文子・・・から物語が始まる。
川口屋に扮する伊達三郎・・・テレビの時代劇でもよく見る顔でいかにも悪い人の顔をしている(笑
長谷川一夫の女形、美しい。美しいが、もう10年前だったら、10年前の長谷川一夫を見たかった(笑。
1935年の雪之丞変化を見たい!(笑。
300本記念だから300本目じゃないとダメなわけで。。。だから1963年になったのね。
(1908年生まれだから当時55歳かぁ)
山本富士子のべらんめぇ調、初めて。
市川雷蔵もコミカルな役。
挿入される音楽も洒落てていいですね。芥川也寸志だし。
とにかくお金をかけた映画です。
最後に 山本富士子の手下のムク犬=林成年って長谷川一夫の息子なんですね。
まぁ、目は大きかったけど、ポチャっとしてました。食べ物が良かったのか・・。