ネットで岩の坂のもらい児殺しの記事を読んでそのつながりで知った本。
絶版?らしく新品では購入できず、アマゾンでは意外に高額出品で、諦めていたら
なんと!みつけました。
それにネットで直接古書店とやりとりするので少し躊躇しましたが、(そのサイト本物?とか、クレジット情報大丈夫?とか、そもそも本当に送ってくれるの?とか 笑)
リーズナブルで本の状態が非常に良く、注文して(夜でした)30分も経たずして折り返しのメールをもらい、翌日発送され、無事届きました。
昭和13年に板橋の岩の坂で生まれ、最初は長屋、のちに木賃宿に住んだフリージャーナリストの記録です。
岩の坂という呼び名はもうなくて旧中山道の坂町商店街、縁きり榎のすぐそばで生まれ育った著者の話はなかなかでした。
東京の下層社会という本を図書館で借りて読んだことがあった。
最暗黒の東京なんかも昔読んだことがあります。下谷万年町が怖かった記憶。
それらを引用しながら実際彼がみたり、体験したりしたことは上から目線(笑
で書かれたそれらの貧民本(笑 とは違います。
謎なのは小板橋二郎は本名なのでしょうか?(笑。
お元気なら今年で82歳です。