日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

野獣の青春   1963年 日活

監督 鈴木清順 脚本 池田一朗 山崎忠昭 原作 大藪春彦

出演 宍戸錠 川地民夫 金子信雄 渡辺美佐子 小林昭二 信欣三

   鈴木瑞穂 郷英治

 

wikiだと清順美学を開花させ話題を呼んだ作品とある。

 

大藪春彦のハードボイルド小説は若い頃よく読んだ。彼の作品の中に刃物で指をポロポロ落とすとかの表現が怖かった(笑。

 

今読んだらどうだろう??なんだかなぁ・・・と思うかも(笑。

 

街であばれる風来坊と思われた宍戸が元同僚だった刑事の仇をとるために組組織をお互い殺し合いをさせて壊滅する復習物語。

 

クレジットで宍戸、渡辺美佐子川地民夫が最初にでるが、渡辺美佐子の役どころはなるほどねぇ・・だった。

 

また組組織の長が、金子信雄ではなくて小林昭二だったのも驚きで、時代劇やドラマの脇役?の印象が強かったけれど、こんな残酷な役もしてたのね。

 

おっぱいぽろりは一か所ありましたが、あっさりしたもので安心(笑。

 

笑える場面もあってスピード感あふれる映像だから途中で飽きることもなかった。

 

敵対するヤクザに郷英治がいたけれど、ちあきなおみの夫だった人だよね?と思いwikiでやはりそうだと確認、さらに宍戸錠の弟であったことは知らなかった。