日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

見世物王国   1937年 PCL

監督 松井稔 脚本 阪田英一 原作 古川ロッパ

出演 高峰秀子 藤原釜足 岸井明 大川平八郎 清川虹子 清川玉枝

   小島洋々 古川ロッパ

 

見世物小屋を舞台にしたドタバタ劇。デコちゃん13歳。

田舎から東京見物にやってきたデコちゃん一家。父 小島洋々 母 清川虹子

はとバスに乗り東京見物する。当時の東京の様子が貴重。

 

上野?あたりに見世物小屋があってデコちゃんが行きたいとねだる。

人ごみの中で父親は財布をすられてしまう。

スリが藤原釜足。人の良い岸井明はそのスリを追いかける。

デコちゃんはそのさなかひとりでどこかへ行ってしまい、探す両親を助けるのが

学生の大川平八郎とその恋人。

60分くらいの他愛ない物語。

デコちゃんは「ねぇ、買ってぇ」とか「ラムネ買ってぇ」とかおねだりするセリフがメイン(笑。

 

藤原釜足と岸井明、大川平八郎とのやり取りが爆笑もの・・・だが・・。

まぁこんなもん?(笑