日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

マダムと女房   1931年 松竹

監督 五所平之助 脚本 北村小松

出演 田中絹代 渡辺篤 伊達里子 月田一郎 小林十九二 坂本武

 

五所平之助なので期待してみた。

初トーキーということだけど、実験?映画のようでやたらと音が入るのと

田中絹代が終始プリプリ怒っている。

 

渡辺篤は劇作家で散歩しているといい家を見つける。その家を描いている人と喧嘩になり、おもしろくない笑いの場面が続く。

逃げ出す渡辺篤風呂屋の女湯のほうへ入ってしまい、そこから出て来たマダム、伊達里子に諭され、喧嘩はやめるように言われる。

この女湯へ入るというギャグもつまらない(笑。

 

引っ越しした日、手伝いに来た人達に早く帰ってもらいたい妻の田中絹代とまだいいじゃないか・・・と引き留めようとする渡辺篤

wikiだと、同時録音したとのことですが、口と音声があっていなくて後から録音したのかと思いました(笑。音も悪くてなんだかよくわからない箇所多し。

 

アマゾンで発売されたとき、購入しようかと思ったけれど、ほんと、買わなくてよかった作品でした・・。