日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

毒婦高橋お伝の道三重三  1958年 新東宝

監督 中川信夫 脚本 仲津勝義 中沢信

出演 若杉嘉津子 明智十三郎 丹羽哲郎 国方伝(道三重三)

 

随分前にみた記憶があるが、道三重三の名があるのでもう一度みた。

明治時代に刑死した高橋お伝の物語。

 

お伝役、お伝がただひとり愛した男、巡査役、ともにwikiでは黒字なのでその後はわからない。ついでに脚本家二人は赤字で示されている。

東宝大蔵貢時代は残る人が少ないようだ・・。

 

で、道三重三、ストーリーはすっかり忘れていたので最初から目を皿のようにしてみた(笑。

お伝の愛する巡査ではないのでその巡査の同僚?かと思ったが違う。

 

お伝の2度目の亭主で肺病病みの男も違う。

 

金獅子館というガイジン?相手のホテル?売春宿?賭博場?のようなところでマダムとして働くお伝。人身売買を商いとしている丹波哲郎が経営する家。そこにお伝と丹波はいるのだが、なんと道三重三はそこで働く中国人役だった・・・。

 

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金獅子館で働く中国人 道三重三

お伝は丹波を拳銃で撃ち、有り金をもって逃げようとするが、そこへ道三重三げ邪魔に入る。

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金を渡せという 道三重三

結局、火災がおき、お伝は捕まってしまうが、道三重三は多分、焼死?なのだろうか。

最後のほうになって出てくる。