日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

お加代の覚悟   1939年 松竹

監督 島津保次郎 脚本 島津保次郎

出演 田中絹代 三宅邦子 上原謙 河村黎吉 坪内美子

 

幼い頃から踊りを習い、将来は踊りの師匠になろうとお加代(田中絹代)は三宅邦子の元で精進している。

 

踊りの生徒の兄の上原謙に恋心を抱くお加代だが、ある日、上原がお嫁さんを迎える。

 

身分の違いに納得をするが、やはり泣けてくる。

 

だが、踊りに生きるのだと覚悟を決めるお加代であった・・・

と、こんな感じの物語(笑。

 

上原に誘われてお汁粉屋で年を聞かれ、19歳・・と田中絹代は答えるのだが、

30近い絹代、背が小さいのと童顔(というか・・)だが、声はさすがに若くない・・。

多分、田中絹代のための映画、脚本だと思うけれど、田中より7歳も若い三宅邦子が田中のお師匠さんで、三宅邦子・・やりにくかったのでは??と思ってしまう。

 

坪内美子の名があるが、どこで登場したのか画像が悪くてわからない。

踊りを習いにくる芸者?のひとりかな。