出演 高峰三枝子 佐野周二 上原謙 佐分利信 三宅邦子 森川まさみ
飯田蝶子 葛城文子 岡村文子 水島亮太郎 斎藤達雄 河村黎吉
小林十九二
元祖？三羽烏 上原謙、佐野周二、佐分利信が社長令嬢 高峰三枝子にのぼせちゃう物語。
失業者の佐野周二はダンサー？をしている三宅邦子とタバコ屋の2階で同棲中だったが、三宅が働くことで佐野の仕事がいつも長続きしないのでしばらく
の間だと出て行ってしまう。
佐野は心機一転、繊維会社？の面接を受ける。同じ受験者で家柄の良い？上原謙、
図々しい佐分利信と知り合い、佐分利はちゃっかり佐野の下宿へ居候を決め込む。
上原には妹？公認？の森川まさみがいるが、ある日、社長令嬢 高峰三枝子の豪邸
（なんとプールがある！昭和13年だよ！）に招かれたり、佐分利は横浜で高峰と散歩中に告白をすると高峰もまんざらでもない受け答えですっかりのぼせてしまう。
佐野周二は・・・わからない（笑。
3人が職場で顔を合わせるが、お互い口をきかなくなる・・・。
上司の河村黎吉に呼び出された3人に渡されたものは、なんと渡米していて帰国する高峰の婚約者との披露宴の招待状だった・・・・。
店まで訪ねてきた田舎の許婚を追い返した佐分利信は、あわてて彼女の後を追い、
やはり妹と一緒に見せに現れた森川まさみを邪見にした上原も用があるからと会社を早退して家へ帰る。佐野も三宅のいる？横浜まで行く・・。
場面代わって上原の家。上原が出勤するときには玄関に髪を結った新妻、森川まさみがいる。佐分利も田舎から来た許婚と所帯をもったらしく朝、送られていく。
佐野の下宿には三宅がいて仲睦まじく暮らしている。
社長令嬢にふられたとわかった途端、元のさやに納まろうとする男達はちょっとムッとするけれど、まぁほのぼのとしたコメディタッチのよい映画でした。
特に面接の場面の斎藤達雄と河村黎吉のやり取りが面白い。
