日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

風立ちぬ  1954年 東宝

監督 島耕二 脚本 桂一郎 村山俊郎 原作 堀辰雄

出演 久我美子 石浜朗 山村聰 山根寿子 青山京子 笠智衆 上原謙 佐野周二

   高杉早苗 池部良 灰田勝彦 岡譲二 

 

 

豪華出演陣だけど、はっきりいってつまらない映画(笑。

話の筋が予想通りだ・・・(笑。

 

結核で体の弱い久我とその恋人である年下の石浜朗の純愛物語?

それと同時に久我の父、山村聰と石浜の伯母である山根寿子との結婚話・・・

母をはやくに亡くした久我は父親が大好きな娘だ。

自分は身体が弱いので石浜との将来の結婚は無理だと思っている。

 

途中、画家である父の元へ友人?画商?の笠智衆が訪れるがその役だけ。

池部良は山根寿子の娘、青山京子の見合い相手としてでてくるが、それだけ。

佐野周二結核療養病院でコックをしている優しいおじさん。

上原謙はその病院の院長でおもしろいことを言う医者は・・・誰だ?

この人が灰田勝彦?岡譲二??ちょっとわからない。

看護婦は高杉早苗で、時代がもっと早ければ彼女が久我の役をやりそうな感じだった

(わがままだが父親が好きで山根と父が一緒にいるところへ行く・・)

 

石浜は入院した久我を元気づける。

食欲もでて結核は治ったが久我は心臓が弱い・・・。

 

元気になった久我の元へ父と山根が訪ねると久我は山根に謝る。

 

帰りに少し遠くまで送った久我と石浜は帰りの道をそれて歩く。

幸せそうな二人だが、突然山が噴火し鳥がおどろいて奇声を発する。

びっくりして倒れる久我・・・・

 

で死んじゃうんだけど(笑。