監督 大庭秀雄 脚本 平山清郎
出演 高峰三枝子 水戸光子 徳大寺伸 佐分利信 森川まさみ 斎藤達雄
岡村文子
なんと高峰三枝子が2度フラれる映画（笑。
大阪から母と上京し、知人の家へ来た高峰三枝子親子。実はお見合いをするために上京してきた。
相手はその東京の家の岡村文子の夫が経営している会社の社員の徳大寺伸だ。
徳大寺には同じ社でタイピストをしている水戸光子がいてお互い自分の気持ちを言い出せないままだ。
徳大寺が見合いをし、その相手が大阪のお金持ち？の娘であることを知った水戸光子は
気後れし、自分から徳大寺のことは諦めようとする。
徳大寺の親友の佐分利信は新しい金属？の開発をしており、高峰三枝子の家から出資してもらっている。本郷に住む佐分利を高峰が訪ね、何気なく佐分利の本を開くと自分の写真が挟まれていた・・・。見合い相手の徳大寺は返事がはっきりしない・・・。
結局、徳大寺は水戸光子と将来を共にすることがわかるが、佐分利の気持ちを知った高峰は笑顔で東京へ行く。
佐分利はある鉱石をみつけ、新しい金属？を開発できることになったので、高峰は喜び勇んで佐分利へ会いに行く・・・。
ところが佐分利はその鉱石を見つけた男 斎藤達雄の娘で喫茶店を細々を営んでいる森川まさみを父からもらってくれないかと尋ねられ、承諾していた。
（多分）高峰三枝子は好きだが、自分には釣り合いがとれないと思ったのかもしれない。
高峰が結婚しようと会いにいった下宿で佐分利はそんな高峰の気持ちも知らず、自分が結婚することを高峰に報告する。
伏し目で何も言えない高峰・・・。
ひとり下宿を後にする・・・。
昭和16年当時でも、やはり恋愛で結婚したいと思っている人が多かったのか、憧れだったのか。会社勤めの女性はほぼタイピストってとこが泣かせる（笑。
