日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

肉体の門   1964年 日活

監督 鈴木清順 脚本 棚田吾郎 原作 田村泰次郎

出演 野川由美子 宍戸錠 和田浩治 松尾嘉代 河西都子 石井富子

   富永美沙子 野呂圭介 チコ・ローランド

 

1988年の肉体の門(かたせ梨乃)は見たことがあったが、1964年のは初めて。

wikiだと1948年もあってその出演者は逢初夢子、轟夕起子なので是非見てみたい!

 

原作は河西都子(消息不明)の演じる女性が主人公のようだが、1964年、1988年のはどちらも「ボルネオ マヤ」と呼ばれる野川由美子に焦点が合わせてある・・ような・・・

 

ビックリなのが石井富子がパンパン仲間で登場するところ(笑。

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石井富子 NHKより

あらすじはほぼ1988年のと同じだが多少違うのはマヤが教会の牧師から教会へ来るように言われ(昔通っていたらしい)たり、その牧師(チコ・ローランド)を誘惑して関係を結び、罪の意識でその牧師が自殺?してしまうところなど。

 

注目したのは河西子という女優さん。

今風美人で現代でも十分通用する。

この作品を含め、3作に出演してそれ以降不明だ。

 

宍戸錠が1988年のだと渡瀬恒彦。カッコ良かったのは渡瀬恒彦

 

和田浩治のマーケットを仕切るチンピラ役ははまり役(笑。

 

 

鈴木清順監督なので無駄なおっぱいポロリはないだろうなぁ・・・1964年だしと思って安心して見た。一度だけ野川由美子の乳首は見えたが(笑。

 

着物姿の未亡人?富永美沙子を裸にしてリンチするときも乳房はながーい黒髪で覆われていたし、松尾嘉代野川由美子バラックのビルでホースの水で体を洗う場面も背中から映しギリギリふくらみが・・・

 

見えそうで見せない清順美学(違うか 笑)。

 

宍戸錠はやはり男からすると夢のようなモテっぷり。ちょっとなぁ・・・。

 

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河西都子