日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

ドキュメント 単独行遭難 羽根田 治  2012年 山と渓谷社

いやもうハイキングすらしたことないのに、こういう本読むのってどうよ?と思うのだけれど・・・

 

私が恐怖を感じるのはやはり日帰りの山で起こった遭難事件だ。

それも単独で。

 

なんとなく近場ならフラッと言って帰ってこれる。なんで山へ行きたいかといったら

都会の喧騒を嫌い、ストレス解消、自然に浸る・・・そして一人なのは誰かと一緒だと自分の好きなように時間は使えないし、やっぱり気を遣う・・という人が単独登山で遭難しちゃうんだけれど、、、こればっかりはやはり微妙。

そもそも山へ行きたいと思う人はひとりが好き(というか一人は気軽)じゃないのかな。

私も一人が好きだし、ひとりでいるのは苦にならない。かといって他人といれば普通に喋れるが(喋り過ぎの感あり)、内心はひとりが好きだ(笑。

 

この本では日帰りで秩父の山で遭難した人の話2件が非常に身近で怖かった・・・

羽根田氏の文章力もあいまって臨場感がひしひしとせまる。

 

両神山へ登った男性はなんと2週間!遭難していた・・・・

 

 

ドキュメント 気象遭難  羽根田 治 2013年 ヤマケイ文庫

 

これは気象の変化によって遭難してしまった人の話だけれど

ツアー登山で行った山中で落雷にあった話は身近に感じられた。

それ以外の話もかなり凄いのだけれど、経験豊富な人達の雪山での遭難や北海道での出来事なので(私には縁がなく、これからも縁がない)へーって感じだ。(だが怖い)

 

この羽根田氏の本、地図も載せてそのルートも載っているので地図を追いながら読めるのが良かった。でもないとちょっとイメージがわかないし、山小屋のことなど言われてもどの辺にあるのかわからないから読んでいて辛いと思う。

詳しい人はよいけれど。