監督 森永健次郎 脚本 陶山鉄 田中研
出演 浅丘ルリ子 坪内美詠子 青山恭二 藤代鮎子 汐見洋 田中筆子
アマゾンプライムで無料視聴♪♪
誰がでるのかわからなかったし、この映画の題名も??イマイチいけてなくて、
しかも冒頭の曲がむかーしっぽい歌謡曲?ともなんともつかない音楽だったので
当時の歌手がでてくる○○らない(笑 物語 かと思いきや、一時間ちょっとの映画なのだけれどうまく出来ていた。。
親のいない浅丘ルリ子は育ての親のドサ回り一座で旅暮らしをしているが、ルリちゃんが捨てられていたという寺を突き止めれば自分の本当の母につながる何かがわかると思っている。しかしその寺は四国八十八か所のどこかの寺・・・しかわからない。旅回り一座の親方も許してくれるかどうかもわからず、言い出せない。
そこへ同じ一座の姉さん株が、親方に言っても許してくれないから黙って出て行きなさいと勇気づける。朝、こっそり一座を出て行こうとするルリちゃんに一座のみんなからもらったお金を手に連絡船へ乗る。
四国へ着くとお遍路さんがたくさんいる。
同じ連絡船には東京からお遍路に来た坪内美詠子が乗っており、しばらく一緒に旅をすることになる。
ルリちゃんは一軒一軒お寺を回るがなかなか16年前に捨て子があった寺はみつからない。
一緒だった坪内は行く先々でルリちゃんと母娘も間違えられるが、ルリちゃんは坪内が母だったらいいのに・・・と言ったりする。
朝早くルリちゃんを置いて先に旅立った坪内を追って、ルリちゃんは次の寺へ行く。
するとそこの住職は言いにくそうに実は16年前に寺の門前に捨て子があったが、
その母親は寺の裏手の海岸から身を投げて死んだという・・。
ショックを受けて母が身を投げたという岸壁で泣くルリちゃん。
そこへ心配になった坪内が現れ、ルリちゃんを力づけるのだった。
そして坪内は自分がお遍路をしているのは鳴門海峡で連絡船が沈没し修学旅行?かなにかで乗っていた自分の娘の供養に四国を回っていた。そこへちょうど娘と同じ年ごろのルリちゃんと出会い、ルリちゃんも母が亡くなっていたので坪内は養女にもらう決心をする。
道後温泉につかり、ふたりは東京での生活を楽しそうに話すのだった。
八十八か所巡りも残りが一か所となっていたのでどうせなら最後まで回ろうと最後の寺へ行くと、ルリちゃんに言づけのはがきが届いていた。
それは旅の途中で知り合った松山の大学生、青山恭二の母からのはがきで
息子が病気でルリちゃんに会いたいと言っているので是非寄ってくれというものだった。青山恭二の家は松山の事業家でルリちゃんが豪勢な屋敷に住んでいた。
そしてその母親はルリちゃんの亡くなったという母と同じ名前だったが、「あや」
という名前は珍しくないのでたまたま同じだったんだろう・・とルリちゃんは思うのだが、何かを感じた坪内はルリちゃんと一緒に訪ねることをせず、旅館で待っているという。
ルリちゃんをみたその母・・・どうも様子がおかしい。
坪内はルリちゃんのことが気になってこっそり大学生の実家だという家に行く。
ところがそこの母親に呼び止められ、、坪内がはしたないことをしたと謝ると
その母は実はルリちゃんは自分が捨てた赤ん坊で、その父親には東京に妻がいた。
松山に赤ん坊だったルリちゃんを連れて帰ったが、周囲の目も冷たく、死のうと思ったがどうしても赤ちゃんと一緒に飛び込むことができず、寺の門前に置いて自分だけ岸壁から飛び込んだという。ところがある船に助けられ、その船の船長をしていたのが青山恭二の父親だった。その後結婚したがまだ青山が小さくて自分のことを本当の母親だと思っている・・・ことなども話した。
しかし、物陰でそのことをルリちゃんが聞いていた!
あールリちゃんどーなる?
ルリちゃん、映画の娘と同じ16歳。ひたすら可愛い♪
坪内美詠子は何度も名前を変えているので打つのが面倒だ(笑。
この映画の彼女、ふとした瞬間、月丘夢路を彷彿とさせる顔をしていて、私は坪内美詠子ってあまり美人じゃないよねと思っていたが、牛乳屋フランキーといい、この映画といい、かなり美人だったんだぁと思い直した映画でした。
たまに田中絹代系な感じ♪♪
当時の美人を代表する顔立ちだったんですね!