日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

女歌謡シリーズ 女のみち  1973年 東映

エロ続きます(笑。

東映チャンネルで 女歌謡シリーズという映画をやっている。最初は野川由美子がでていた映画を冒頭少しみたけれど、おもしろくなくて途中からみていない。このシリーズ、梅宮辰夫が主役で毎回違う設定、違う女優さんのシリーズのようだ。

 

中島ゆたかという女優さんを私は森雅之の娘、中島葵と勘違いしていて彼女がでるのならと録画。キャストをみるとなんと角梨枝子の名前が!!

 

ぴんからトリオのヒット曲、「女のみち」というだけあってぴんからトリオ中島ゆたかがいるクラブ?で唄っている。中島が雨宿りをしている女を傘にいれ、そのまま自分の働くクラブへ誘う。そこに中島ゆたかの兄と紹介された梅宮辰夫がいて・・・

で結局、その女は梅宮辰夫の母が経営するお座敷バー?に売られるのだが、なんとその母役が角梨枝子。

 

ショーッ――――――――――――――――ク!

 

なんて役ひきうけたのだろう・・・・。

 

調べる限り、結婚した様子ではなく、お金が欲しかった?のだろうか・・・。

いくらなんでも酷い脚本、女の裸と梅宮辰夫がやたらとモテる男の夢のような映画で

やっぱり途中で見るのを止めた。

角梨枝子はこの映画を最後に映画出演はないようだ。

キーハンターにも出演とあるが1973年前後で映画界から姿を消したようだ。1928年生まれだからこの映画ではまだ45歳なんだけれど、やはり女優が歳をとると厳しい現実が待っているのだ。

もう映画が女の裸を売りにしないと成り立たなかった時代に突入!

だけれど脱ぐのはその後消える女優さんばかり。

梅宮辰夫ってこういう映画に出演していた時が全盛期だったのね(笑。