日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

激走!日本アルプス大縦断~2021 挑戦へ NHK

偶然2018年の大会をNHKで放送したのを見ていたく感動。昨夜2021大会が放映されると言うので録画しておいた。昨日はスーツさんの中山道を京都までチャリで行くという動画も午後8時からプレミアム公開だったのでとりあえずスーツさん優先。

妻籠から馬籠を通り最終的に大井宿までの26キロ。中山道はところどころ分断され、あるいは道が消失しているところが多く、また東海道とは違った山の中を行く。特に木曽路に入った動画はどれもよかった。今回は宣伝する代わり?に宿泊させてもらうということはないようだ。なので26キロしか走行しなかったのは泊まれる宿が大井かそれを越すともっとずっと先の宿場まで行かなくてはならなかったのだ。

なるべく中山道を行こうとしてくれるスーツさんだが自転車ではなかなか難しいらしいのは映像をみていてわかる。

 

で、この大会。富山湾から日本アルプスを越えて静岡県駿河湾まで行く450キロを走る?登る?歩く?という過酷なレース。その名も「トランスジャパンアルプスレース」なんとフルマラソン10回分、登りの高さは富士登山7回分であり、これを8日以内で踏破しなければならないのだ。さらに関門通過の日時制限もある。そして一番早く駿河湾のゴールに到達した者が優勝者となる。これまでの記録は2016年の4日23時間あまり。

8日ギリギリでゴールする選手が多いのに5日を切るのはほぼ寝てないの?

凄いのは人間疲労困憊してくると立って歩きながら寝ちゃう。この回ではなんと幻覚を見てしまう参加者もいた。

 

この大会に出場するためにはフルマラソン3時間20分以内、70キロ以上の山岳レースの完走経験、さらに標高2000メートル以上で10泊以上のビバーク経験が選考基準で出場できるのは30人。そのために事前にテストがある。

もう出場できるだけでかなり凄い。

スポーツ観戦はあまり興味はないが、この大会はとにかく応援してしまう。誰の応援とうかみんな頑張れと気持ちにさせる。

出場選手は会社員、消防、警察官など市井の人などなど。ところどこと取材した参加選手の紹介があってひとりひとりのドラマがある。

 

が・・・2018年の番組は確か2時間半?か3時間近い番組だったが、録画時間が1時間半だったので??と思っていた。録画終了時間が近くなってもまだ大会2日目の朝だったので続編に続く・・・なのかと思いきやなんと台風接近による悪天候で大会その物が中止。レース開始から31時間後だった。

 

この大会にでるのに5年も10年もかかって出場する人もいるのだとか。悔しかったと思うがなんと来年また大会がある(普段は2年に一度?)という。

楽しみです。