日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

実録・安藤組 襲撃編 1973年 東映

監督 佐藤純彌 脚本 石松愛弘 原作 安藤昇

出演 安藤昇 梅宮辰夫 安岡力也 小林稔侍 藤浩子 中村英子 郷鍈治

 

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東映チャンネルより

 

安藤昇原作の本の映画化。横井英樹襲撃の話なんだけど、東映チャンネルで視聴した

「やくざと抗争」3本の中で一番良かった。

「実録・安藤組」は渋谷の愚連隊の時の話なんだけど、さすがに安藤昇が学生って老けすぎててどうもね。ただし話としてはなかなか。最初の「やくざと抗争」は昭和初期の任侠もので菅原文太出演でもあるけれど女優さんの藤浩子という人のセリフが下手過ぎる。

彼女はこの3本に全て出演して安藤昇の相手役。

 

安藤昇の妻役の女優さんはなんと山口組の田岡組長の息子と結婚し、娘を生んだがなぜか自死してしまったという。彼女のほうがセリフはうまかった。ふたりとも任侠映画にぴったりな顔をした美形の女優さんだ。

 

ここで面白いのは逃走中にかくまった女性(山口洋子に扮した女優さん)がでてくる。彼女は安藤に女優じゃ食べていかれないから辞めるんだみたいなことを言ったりする。

 

昭和33年の話。

 

3本一気にみて思ったんだけど、安藤昇ってハンサムだな。背は低いけど。

かなり女性にもてたろうと思う。彼の息子の写真をネットで見たことがあるけれど

目元が安藤昇そっくりだった。

 

若くて細い安岡力也と若い小林稔二が出ていて最初ふたりとも誰だかわからなかった(笑。

 

ヤクザものって結局、ナルシストな男の話なんだよねぇ・・・。

 

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藤浩子と安藤昇