監督 木村恵吾 脚本 木村恵吾
出演 宮城野由美子 香川京子 三田隆 菅井一郎 潮万太郎 浦辺粂子
かどやという質屋・・・客は目利きの甘い主人の菅井一郎に品物を鑑定して欲しいが、そこへ娘の宮城野由美子が現れると客の言う通りの値段には到底ならない。
次に彼女は同じ敷地にある宇賀医院で女性院長として忙しく患者の対応をし、今度はラジオ局へ急ぎ、歌を歌う。なんとも多彩な女性だが気が強い。
あまりの忙しさに代診の医者を雇う。そこへ紹介状を持って現れた三田隆。
かれは近所に下宿していいる。その下宿は浦辺粂子と娘の香川京子、そして弟がいる。
娘の香川京子はなにかというと泣いてしまう誰かを頼りにしていないと生きていけないような娘で宮城野由美子とは対照的な存在だ。
宮城野由美子をしつこく追い回す男が潮万太郎で、彼女は潮を諦めさせようと三田隆を強引にデートに誘うが、公園のベンチでもっと抱きしめてという宮城野に本当に接吻してしまう。怒った宮城野は「不潔!」といって去ってしまうのだが・・・・
三田隆が気になって仕方がない自分がいることに気づく。
なんか宮城野が三田隆を怒ったり、優しくなったり、一時間ちょっとの物語なのでそこがいまいちよくわからず。
ある日ちょっとしたことで不機嫌になった宮城野は三田隆をクビにしてしまう。
浦辺粂子は急病で急遽入院しなければならず、お金の工面のために三田は宮城野の質屋を訪れる。そこで三田に「恋愛」を質入れさせ3万円を工面するのだ。
宮城野に結婚話が持ち上がり父の菅井一郎が宮城野に確かめる。
三田が好きなのだとその時はっきりわかった宮城野は三田の下宿へ行くと三田から下宿の娘、香川京子と一緒になると言われてしまう。
えーーーーーーーーーーーーーという展開だがそれでも明るく去っていく東京娘だった?
香川京子がのど自慢に出場する場面があって宮田輝が(本物)司会者ででてくる。
若かった(笑。
三田隆という俳優さんは初めてだ。ずいぶん大きい感じの人。(身長175センチだから当時は背が高かった)
1924年生まれで1961年に没とある。