日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

鬼平犯科帳  木の実鳥の宗八 1997年4月16日5放映 第7シリーズ

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大木実は1923年生まれなので74才!の時の映像。

 

スリの名人だった宗八(大木実)は直参の旗本から財布をするところから始まる。

金だけ抜き取って財布を捨てたが、その場面を鬼平は見ていた。

捨てられた財布の中には大店の図面が入っていたが、どこの店なのかわからない。

それにどうして旗本がそんな図面を持っているのかも謎だ。

こうして色々なことがおこるが、

老人になった宗八だが、昔遊んだ遊女が忘れられない。

宗八が遊女と遊ぶ場面は遊女役が山口美也子で懐かしい顔だった。今どうしているだろう。

 

時代劇でスリの老人、しかも色ぼけ役の大木実。演技がうますぎるのかボロボロに老けていてちょっとショック(笑。声も高くて弱々しく、これはわざとか?

 

中村吉右衛門鬼平は非常にかっこよくてテレビの時代劇をよく見ていた私からしても

おもしろいドラマだったし、池波正太郎の原作本も読んだ。原作が面白いのでドラマになっても面白いのかもしれない。