日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

波止場の無法者  1959年 日活

監督 斎藤武市 脚本 松浦健郎

出演 小林旭 浅丘ルリ子 中原早苗 岡田真澄 芦田伸介 殿山泰司

   小沢昭一 清水将夫 安部徹 近藤宏 山田禅二 高品格 沢村みつ子

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日活より

いい意味で「えーーーーー」が2度あった物語。すっかり騙されてました(笑。

 

 

貨物船の船員、木島(小林旭)と次郎(小沢昭一)は香港で知り合った女の頼みで彼女を密入国させるが、それを川口(安部徹)に咎められた。ところがその女は川口にピストルを向け、逃げてしまう。しかし、木島は川口も麻薬の密輸をしていることを知っているだ。

クサクサしながら次郎と船を降りると、密輸品を買い取ると男(殿山泰司)に声をかけられる。

 

その晩、次郎と横浜のキャバレードラゴンへ行った木島は歌のうまさと腕っぷしの強さから歌手兼用心棒としてマスター(岡田真澄)に雇われる。そのキャバレーの踊り子のジューン(中原早苗)はマスターに無理やり関係をもたされたあげく、今はその組織のボスの王(芦田伸介)の情婦だ。

 

数日後、木島と次郎は山下公園で逃げた女が密輸品を買い取るといった男に絡まれているところに出くわし、彼女を助ける。

彼女はひろ子といい、キャバレードラゴンでホステスとして働くことになった。

勤めの後、木島と次郎にアパートまで送ってもらうとそこにはひろ子を追って10万円返せという、あの密売品買取屋の男がいた。

ひろ子のために10万円を稼いでいた木島はその男、ジブチンにお金を叩き返す。

 

しかしひろ子の美貌で組織のボスがひろ子を誘拐、それと同時に王の部下のキャバレーのマスターは香港の組織を裏切ってパキスタンの組織との取引で儲けようともちかける・・・。

 

浅丘ルリ子の女っぷりが堂に入っててビックリ。一年前くらいだとまだまだ娘だったのに、この大人っぷり(そんな言葉あるのか?)に目をみはった。この時は小林旭とラブラブ最高潮だったとみえ、ラストの二人のビルの屋上のシーンが自然過ぎた(笑。

 

ネタバレだが1度目の「えーーーー」 はルリちゃんがなんと○○だったし、

2度目の「えーーーーー」は、殿山泰司まで〇〇だった。

これはさすがに想像すらしなかった。

 

日活より