日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

犯罪捜査シリーズ 6.強奪された拳銃 1958年8月 新東宝

監督 木本健太 脚本 高橋二三

出演 国方伝(道三重三)三村俊夫 左京路子 三島謙 鳴門洋二 千曲みどり

   山田晴生 原田譲治

 

アマゾンより

アマゾンのレヴューでは、この第6話の最後のほうで無音状態になるとあった。発売元へ問い合わせれば交換してくれるらしい。国方伝がこの回の主役なのにぃ!と思ったが

ワタシが購入した中古品はそのような現象はおこらず、すでに交換してあったのか謎。

ま、よかった・・が画質は良くない。

 

スリの現場を目撃した辺見刑事(国方伝)。逃亡するスリ(三村俊夫)を追ってたまたま通りがかった二瓶刑事(山田晴生)の協力で取り押さえるも彼は何ももっておらず、

無罪放免となった。

不思議なのは、スラれた男も一緒に逃げ行方をくらませたことだった。

 

同時に拳銃連続強盗犯として指名手配されていた横川(原田譲治)が殺害されていたのが発見され、横川の手には犯人のものと思われる服のボタンが握られていたが、横川の拳銃は持ち去られていた。

ところがその拳銃で不動産会社の男が殺され、現場へ急いだ辺見刑事は野次馬のひとりに先日のスリ、山手(三村俊夫)の姿を発見する。

 

山手から話をきくと、殺された横川は家のなかった少年時代の山手を拾ってくれた恩人で山手は自分で横川を殺したやつを見つけるという・・・そして先日の電車内のスリでは掏ろうとした男の内ポケットには拳銃があってビックリし、それでスラなかったといい、その男が犯人に間違いないのだというのだった。

 

ところが翌日、山手の死体が発見される・・・

 

話と同時に上野公園に現れた家出娘(千曲みどり)をたぶらかす若い男テツ(鳴門洋二)、上野のガード下に法律事務所?を構える金城(三島謙)が登場する。

金城という男役の俳優さん、みるからに普通の人じゃないのでなんだかここで結末が想像できるような・・・若いチンピラのテツを演じた鳴門洋二という人はどこかでみたような記憶。

 

国方伝(道三重三)。「恋文」から5年・・・あ時のような輝きはあまりなく、まだそんなに太っていないがカッコよさは半減・・・同じなのは声だった。

 

恋文 の国方伝(道三重三)22歳ごろ

恋文 相手役の香川京子と話す国方伝(道三重三)

恋文 久我美子の下宿を訪ねて入江たか子と話す 国方伝(道三重三)

 

恋文 渋谷の恋文横丁で洋書の路上販売する国方伝(道三重三)