日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

生きていた野良犬   1961年 日活

監督 舛田利雄 脚本 舛田利雄

出演 二谷英明 川地民夫 葉山良二 芦田伸介 山内明 二本柳寛 笹森礼子

   白木マリ 香月美奈子 垂水梧郎 高品格 南風夕子 梅野泰靖

 

www.nikkatsu.com

日活より



垂水梧郎という俳優さん、なかなか覚えられない。今回は刑事役で登場した。

 

兄(山内明)と次郎(二谷英明)を拾って育ててくれたヤクザの親分が出入りで殺された。すでに兄も次郎も立派な組員になっていたが、その殺人で次郎は兄の身代わりで5年間刑務所で暮らした。(なんかここが後々、意味不明になるのが謎)

 

5年後・・・・ムショからでてきた次郎だが自分の組は兄が切り殺され、兄の弟分の大村(二本柳寛)と坂崎(芦田伸介)によって運営されていたが、迎えに来た者の車に乗るのを断り、次郎は兄の仇を討つために街へ・・・

 

ヤクザ同士の騙しあいやら、頭の固い警察の所長、そしてうらぶれ感満載の刑事(垂水梧郎)。見ていて誰が誰をだましているのか??と飽きずにみれた(笑。

 

川地民夫は例によってチンピラ役で二谷英明をアニキと慕うようになる。

 

1961年ともなるとおっぱいが見えそうで見えないシーンがある(笑。

 

二谷英明が主役だけれど暗い物語なんでどうもパッとしないのが残念。葉山良二や川地民夫、白木マリ、香月美奈子、そして笹森礼子も出演しているのだが・・・

 

アマゾンより