日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

待っていた象  1949年 大映 

監督 安田公義 脚本 小国英雄

出演 柳家金語楼 横山エンタツ 喜多川千鶴 志村喬 大友柳太朗 中村メイ子

   星ひかる 大美輝子 上田吉二郎

 

スカパーより

名古屋東山動物園の太郎、花子(象)が特別出演とネットにはあったが、キャストの象の名前が違う???

戦時中に猛獣が逃げ出したら危ないからと殺したんだけど、象使いのふたり(柳家金語楼横山エンタツ)が象を山奥にかくまって奮闘する!!

実話ベースの話らしい。

 

金助(柳家金語楼)と円太郎(横山エンタツ)は動物園で象の飼育係兼象使い。

戦争末期の7月、日本軍からの命令で動物園の猛獣を殺すことになった・・・。

 

金助と円太郎はふたりでひそかに象の太郎と花子を連れて金助の嫁(大美輝子)がお産で帰っている実家近くの山中へ・・・。

ついでに金助は円太郎に結婚しないかと嫁の妹(多喜川千鶴)を紹介するも、妹は興味も示さない・・・。

 

象の餌集めに必死になるも、いつまでも象を山中に隠しておけない二人・・・

 

戦後すぐのコメディってどーしてこんなに面白くないのか(笑。そしてスピード感もなく、一時間半が非常に長く感じる(;^_^A

 

中村メイ子が女学生の丸眼鏡、オサゲ髪で出演するが、可愛くない(笑。

そういえばデコちゃんが中村メイ子が可愛くないので、メイ子の母親にもうすこし大きくなったら可愛くなると言ったが、年ごろになっても○○で、あ、ダメだわ・・・みたいなことを言った・・・そのことで中村メイ子はずいぶん長い間デコちゃんを恨んでいたとか・・・って話をデコちゃんのエッセイで読んだ(笑。

 

この映画ですごいのは本当の象が道路を歩いているロケがある♪♪

芸達者な象でなんと最後は金語楼が本当に象の背中に乗ったりする。