日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

機動捜査班 無法地帯 1962年2月 日活

監督 小杉勇 脚本 長谷川公之 宮田達男

出演 青山恭二 香月美奈子 二本柳寛 南寿美子 宮崎準 上野山功一

   深江章喜 長尾敏之助

 

www.nikkatsu.com

 

日活より

 

シリーズ第7作。間違って第8作?を先に観てしまっていた(;^_^A

このシリーズ、女優さんが同じなので毎日見ないほうが良いと思った(笑。

連日みていると違う作品なのに記憶があいまいでなんだかごちゃごちゃになる。

この回も香月美奈子と南寿美子。南寿美子って非常に美人だ(と思った)けどこの作品では汚れ役?

ばかりな気がする。

 

浅川組の組長亡きあと、神戸からでてきた合田(二本柳寛)が浅川組が経営するキャバレーとパチンコ店の権利を狙い、浅川組のふたりと協力して一番の兄貴分を合田の手下に殺させ、手に入れる・・・。

 

合田の手下はヒロポン中毒の木村という男だが、行方がしれない。

浅草でヒロポンの取引で捕まえた少年から木下がいつも女と一緒だったときいた大宮刑事(青山恭二)はその女のヤサ、山谷の木賃宿を訪ねる。そこには顔にやけどを負った女(南寿美子)がおり、木村は新宿のバーのバーテンだという。

 

大宮達がそのバーをたずねるとバーのマダムだという女(香月美奈子)が3日前に辞めてもらったという。

マダムを見た大宮は自分の故郷でエミコという若い女性が愚連隊に暴行され、その後姿を消したがその女性ではないか・・・と疑う。その事件は彼が高校生の時におきた・・・。

 

この回は拳銃バンバンは同じだがなかなか話が深くて面白かった。

浜街道というのがでてくるがとにかくまわりにまだ何もない~~。(16号線?のこと?)

さらに横浜新道もでてくる。車一台走ってない(笑。

 

セリフはないけれど刑事役で上野山功一がでている。なんと彼、今年2023年の1月に亡くなっている。

 

最後は二本柳寛と香月美奈子が車で逃走するがそれをヘリコプターで青山恭二が追跡。

ちょっとなぁ・・と思ったのはなんと走る車の前方めがけて青山恭二が爆弾?を何度も投げつけ・・・って演出がぁ~~・・・(笑。「無法地帯」ってタイトル、警察も無法であった♪というオチか?(笑。

 

日活より