日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

稲妻 (再) 1952年 大映

監督 成瀬巳喜男 脚本 田中澄江 原作 林芙美子

出演 高峰秀子 三浦光子 村田知栄子 浦辺粂子 小沢栄太郎 植村謙二郎

   丸山修 滝花久子 香川京子 根上淳 中北千枝子 杉丘毬子

三浦光子と高峰秀子

稲妻は前にも記事にしたと思うけれど、昨日またみて良すぎて好きだ(笑。

高峰秀子がどんなシーンでも万遍なくでてくるが、三浦光子、村田知栄子、浦辺粂子

に注目したい。

確か村田知栄子と三浦光子を初めて知ったのはこの映画じゃないかな。

彼女たちの雰囲気と見た目が役柄にピッタリだ。

 

植村謙二郎 村田知栄子 小沢栄太郎

 

成瀬巳喜男というと「浮雲」が有名かもしれないが、私はこの「稲妻」とか「銀座化粧」とか「女が階段を上るとき」ちょっと古いが「なつかしの顔」のほうが好みだ。

 

今は架け替えられた新田橋

 

ところで高峰秀子の実家の2階に下宿して間代を3か月もためているという役の女優さん、杉岡毬子はその後どうなったんだろう。調べると9作品ほど出演(1950年から55年まで)

 

杉丘毬子