日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

青春をわれらに  1956年 日活 

監督 春原政久 脚本 笠原良三 原作 源氏鶏太

出演 伊藤雄之助 フランキー堺 市村俊幸 左幸子 宍戸錠 南寿美子 東谷瑛子

   坪内美恵子 芦田伸介 殿山泰司 

www.nikkatsu.com

日活より

まだ宍戸錠がギャングじゃなかった頃の作品。元祖高齢者大活躍映画!

伊藤雄之助の老人役が63歳の設定だったのがショック(笑。

南部産業の創始者、南部友助(伊藤雄之助)は一人娘の頼子(斎藤美和)、夫で婿養子として今は社を譲った周吉(市村俊幸)、孫の美奈(左幸子)と男の子の3代で暮らしている。すでに隠居の身だが朝一番で起き、ダンベルを持ち上げるほどの健康体だ。

周吉と頼子はそんな父に再婚させればもっと家でおとなしくなるのでは?と見合いを隠して見合いさせるが、相手の朝倉保乃(北林谷栄)と言い合いになったりする。彼女は老人ホームを作りたいと力説するのだ。

久々に本社へ行った友助は受付の女性が自分を知らなかったと大激怒。今ならパワハラ。そこへトイレへ行こうと通りがかった山本課長(柳谷寛)を呼び止め、社員を集めて話し出す。山本はトイレを我慢するが結局時間切れでおもらし(コメディ)。

ある日、友助の元に明石八重子(坪内美恵子)が訪ねてくる。彼女は元芸者で今は飲み屋をやっているという。八重子の娘、京子(東谷瑛子)がどうしても南部産業で働きたいというので入社させて欲しいと言うのだ。八重子を見て昔を思い出した友助。しかも八重子は相変わらず美しい。婿の周吉に頼むと縁故採用はしないという方針、しかもそれは友助が決めたことなのだ。仕方なく、旧知の仲の高崎(殿山泰司)の経営する社に入社を頼むが、京子は南部産業じゃないと嫌だという。彼女は恋人で南部産業の社員、森山(フランキー堺)との仲を認めてもらいたくて入社したいのだった。

南部産業ではビルの改修工事のため、建設会社の高井(宍戸錠)が訪ねて来たが、友助と大喧嘩。周吉の秘書を務める孫の美奈と高井は初めてお互い知り合う。

一方、周吉は周吉で赤坂の芸者、染丸(南寿美子)といい仲だ。

63歳で老人と言われる友助が大活躍する作品。当時の高齢者はずいぶん勇気づけられたでしょう。友助の元部下で退職した浅川(河上信夫)と会うシーンで、今の暮らしを尋ねられた浅川は子供の家を転々としながら暮らしているので妻とは数か月会ってないとか言う。悲哀を感じた(;^_^A。今は転々とできるどころか自分から施設に行く時代です。どっちがいいのか。

アマゾンプライムビデオより

 

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