日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

処女雪 1953年 松竹

監督 原研吉 脚本 柳井隆雄

出演 高橋貞二 三橋達也 須賀不二男 水原真知子 紙京子 小林トシ子

   夏川静江

高橋貞二・水原真知子

なんと、松竹の公式サイトで出演者の記載が違う(笑。水原真知子という女優さん、

月丘夢路津島恵子を足して2で割ったような顔立ち。

ここでは若き須賀不二男が絵描きの先生と呼ばれるお金持ちの男役で登場。

 

美奈子(水原真知子)、貞枝(紙京子)、百代(小林トシ子)は高校時代の同級生であった。3人とも高校の絵の教師、佐々木(高橋貞二)に憧れているが、卒業後、佐々木は美奈子にプロポーズ。ところが勝気でわがままな貞枝はそれを知って佐々木の下宿へ訪れ肉弾作戦wで誘惑しようとするが失敗。貞枝の逆切れがスゴイ(笑。

紙京子

ある日、佐々木が美奈子の家を訪れ、母親(夏川静江)に美奈子との結婚を申し込むが、佐々木に振られた貞枝が自殺騒ぎを起こし、その原因が佐々木にあるとのうわさを信じていた母は娘との結婚を断ってしまう。ここで入れ違いに帰ってきた美奈子はなぜか追いかけてはいけないという母の言いつけを守る・・・。

悪意ある貞枝からあらぬ疑いを広められ、SNSや立花孝志氏もいなかった時代、佐々木は傷心のまま東京へ。

水原真知子・夏川静江

佐々木が東京のどこにいるかわからないが、東京の美大にいる百代は美奈子に佐々木探しを約束する。そして貞枝は家出してやはり東京へ行ったことがわかった。

一方、美奈子の父が脳溢血で倒れ帰らぬ人に。会社経営でもしていたのだろうか、美奈子と母は財産を処分し東京で暮らすことになった。生け花を教える母の力になろうと職探しをする美奈子に百代が神田の画材店の職を紹介する。もしかしたらそこに佐々木が訪れるかもしれないという百代の考えだ。

ところがその店で有名な若手画家、堀田(須賀不二男)が美奈子を気に入り、モデルをすることになった。あまり乗り気ではなかったが店主にも頼まれ引き受けた美奈子だがある日堀田の家へ貞枝が来て美奈子をみて癇癪をおこす。なんと貞枝は東京でキャバレーの女給をしており、そこで堀田と知り合っていた。その時一緒にいたのが出版社の人間と須永(三橋達也)という絵描き、そして須永に連れてこられた佐々木だった。貞枝はその晩、佐々木のアパートに押しかけたが(いつ住まいがわかったの?)やはり拒否されてしまい、そこで自分を気に入っている堀田を篭絡し、お金持ちになって見返してやろうと堀田を関係をもっていたのだ。

須賀不二男

美奈子は貞枝との再会を喜ぶが、貞枝は佐々木の居場所を知っているのに教えない。

もね、やな女(笑。

三橋達也・小林トシ子

美奈子が帰ると、貞枝は自身の妊娠を堀田に告げるが、堀田からは美奈子が気に入ったと言われ、金を渡される。堀田は展覧会に出品する絵として美奈子を描いていたのだ!

その日、百代の尽力で美奈子は佐々木と再会を果たす。翌日は皆でピクニックへ行く約束をして翌朝佐々木のアパートへ行った美奈子と百代は佐々木のベッドで寝ている貞枝を目撃!貞枝は堀田に捨てられ、やけになって睡眠薬で自殺を図ったのだ(またか!)。フラフラしているところを佐々木に助けられ、アパートで介抱しているうちに佐々木も寝てしまったのだ。で、なぜか佐々木は貞枝との結婚を承諾し、亡き父が残した借金?のために美奈子は堀田の元へ・・・行くのか???

しかし美奈子は交通事故にあい、病院へ(このパターンか・・・。

水原真知子

高橋貞二

高橋貞二は松竹大船の三羽烏として佐田啓二鶴田浩二と共にハンサム三人組だったが、この人も堀雄二同様太りやすかったのか、1953年時点でこの感じ。

細い高橋貞二は「銀座新地図」(1948年)で見れます。

nihoneiga1920-1960.hatenablog.com

 

 

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