日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

特別機動捜査隊 第119話 満員電車 1964年2月5日 東映

監督 今村農夫也 脚本 大和久守正

出演 波島進

118話はこちら

nihoneiga1920-1960.hatenablog.com

なぜかスクショが撮れるようになっていた。なんだろう??

 

所得制限なしの高校授業料無償化が決まりました。この作品では家の事情で定時制を選ばざるえなかった子供がでてきます。

世の中、教育ママという言葉がこのころからでてきたのか、作品冒頭、小学生に愚痴らせる。

大学受験を控えた高校生はどの大学へ行くかで俺たちの人生が決まると言わせる。

昔も今も変わらないのかねぇ。

家庭教師を雇える家と長屋に住んで家族総出で労働する家が登場。

二人とも家が貧しく、定時制へ行くはずだったが・・

線路際に男の死体が発見された。立石班が急行し身元を調べると西北大学3年の中野という学生であったことが判明する。現場には靴跡が残されていたが被害者のものではなかった。

とりあえず中野の下宿を訪ねると中野は家庭教師をしていたのがわかる。そこでその家庭教師先を訪ねると、なんだか気持ち悪い人なので今は東南大学の学生に来てもらっているという。他の家では一度中野と音楽会へ行った主婦に何度も金の無心の電話をかけていた。

中野は喫茶店にいる恋人と住むためのアパートの権利金が欲しいのだ。

中野が突き落とされた陸橋そばの屋台の親父から近くの中学の教師、尾崎(小笠原弘)が浮上。

尾崎が受け持つ坂本という生徒は家の事情で定時制高校へ行くはずだったが大学3年の坂本の兄がアルバイトで学費を出すから普通高校へ行けと進路変更、同級生で一緒に定時制へ行く予定だった飯島という女の子にはすまないと感じている。

大学へ通う兄は自分を大学へ通わせるために働きすぎで亡くなった父がいた。父亡き後も母(花岡菊子)は懸命に働き、長男が卒業まではと頑張っている。彼も家庭教師をし、さらに弟を高校へいかせるために肉体労働のアルバイトを掛け持ちしている。

このところ兄はよくお土産を買ってきてくれる。一家3人、なんだか幸せだ。

・・・ところが、彼には母に言えない秘密があった・・・。

その理由が悲しすぎる。

 

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