日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

浅草四人姉妹 1952年 新東宝

監督 佐伯清 脚本 井出俊郎 橋村美保

出演 相馬千恵子 関千恵子 杉葉子 岩崎加根子 山内明 沢村貞子 三島雅夫

   高島忠夫 井上大助 久保菜穂子 飯田蝶子 二本柳寛

 

 

nipponeiga.com

山内明・相馬千恵子

 

昭和27年の作品。2週間限定YouTube東宝公式チャンネルで視聴♪♪

浅草が舞台なので思わず当時の風景に見入ってしまいました。私が最後に浅草(中心)へ行ったのは2015年の4月。すでに仲見世の通りは前へ進めないくらいの人混みでした。その頃はC国人の爆買いと言われ、銀座の三越化粧品売り場はC国語が飛び交うカオス状態、当時、ユニクロのどうしても欲しかったワンピースは銀座店だけに在庫があるとネットで知り、すでに観光バスで乗り付けて買い物する場所で有名だったのですが行きました。お目あてのワンピースを手にレジへ向かおうとしたら突然、中国語で女性が私の持っているワンピースをひっぱり、何か言っていて、あとで考えると、状況から察するに「それ、どこにあったの?」と訊かれたかと思うのですが、ビックリしすぎて「中国語わかりません」と「日本語ワカリマセン」とすっとぼける厚顔なガイジンみたいなセリフが口に出ました(;'∀')。彼女はワタシを一緒に来た同胞だと思ったんでしょう。

いや、ほんと、中国語わかりません。家から駅へ行く途中に(多分)台湾人の美容室があるんですが、店の名前が読めません。そこは毎日お客さんで賑わっていて、やはり美容院は自分の要求が通じる、母国語がわかるところがいいんでしょうね。

ずいぶん浅草の中心部へは行ってませんが、グーグルマップでみてみると街並みが変わっているようです(キレイに)。特にこの映画の主人公の家があるところは奥山、花やしき通り、初音小路近辺かと思うのです。



 

浅草で小料理屋を営む藤吉(三島雅夫)と元芸者の梅子(沢村貞子)には女ばかり4人の娘がいる。長女の美佐子(相馬千恵子)は内科医となりみんなから「ねえちゃん先生」と呼ばれている。次女の幸子(関千恵子)は踊りを極めたいと芸者となり、三女の千枝子(杉葉子)は洋裁店のお針子、4女の恵美子(岩崎加根子)は高校生で将来は代議士になりたいという。

同じ病院の外科医、田中(山内明)は美佐子に気があるが、なぜかツッケンドンな対応をする彼女に告白するチャンスがない。芸者となった幸子はある日座敷で村川(二本柳寛)というお客にひとめぼれ。お人よしの父、藤吉は知り合いの保証人となり10万円の借金を負うことになる。

三女の千枝子が盲腸となって外科医の田中に手術をしてもらったが、彼女は田中を好きになる。田中は美佐子の気を引こうと千枝子と映画に行く約束があると言ってしまうがそれを聞いた千枝子は大喜び。

最後、美佐子にちょっと同情してしまう結末。

ところで美佐子の勤める病院はどうも総武線隅田川橋梁が見える場所にあるので柳橋あたりでしょうか。

隅田川の出てくる映画を見るとつい場所を調べたくなってしまい、時間ばかり取られます。

美佐子の後ろは総武線の橋梁

浅草寺本堂は戦争で焼失しています。