監督 江崎実生 脚本 江崎実生 山崎巌
出演 渡哲也 山本陽子 真理明美 木村功 河津清三郎 葉山良二

日活もオワコン気味な60年代後半の作品。錆びたナイフならぬ錆びたペンダント!
それにしても山本陽子、突然の訃報でした。2024年2月というからもう亡くなって2年近く経ったんですね。月日の経つのは早い。
記事のためにネットでみたら、クラブのママ役が大人の色気満載な松竹の真理明美でした。木村功・葉山良二・河津清三郎・・・これでもかっ!というほど有名な俳優さん出演させてます。
バーテンの英次(渡哲也)。大学では山岳部に所属し将来はエベレスト登頂を夢見て金を貯めている。彼は大学卒業後、兄から紹介された就職試験も受けず、以来実家とは縁遠くなっていた。
後輩と登った山で女性グループの遭難の手助けをした英次。そのグループのリーダだった圭子(山本陽子)と親しくなった。圭子は幼い頃、兄の加賀(木村功)と満州から引き揚げてきた。兄は圭子をフランスへ留学させ一流のピアニストとして活躍してもらおうとするが、加賀は一攫千金をもくろみ、郷原(河津清三郎)一味に財産を奪われていた。
男前で腕っぷしの強い英次はホステスに人気だが、あるホステスをかばったために店をクビになってしまう。無職となった英次に新宿のクラブのママ(真理明美)がうちで働かないかと声をかける。その店で英次は圭子がピアノを弾いているところに出くわす。
ある日、英次は倉庫に洋酒を取りに行くようにママから命ぜられ、大学の後輩に声をかけて取りに行く・・・ところが密輸品だと気づいた英次はその取引を断ると倉庫にいた男たちと乱闘となり、誤ってひとりの男を刺してしまった英次・・・。
日活は裕次郎の後釜発掘に一生懸命だった。渡哲也もそのひとりだ。この作品の彼は一応良い家の次男なんだけど、途中から良家の息子キャラよりヤクザキャラのほうが強くなっていく。
圭子(山本陽子)を見る実の兄の加賀(木村功)の役が謎めいていてよかった。
