日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

とし子さん 1966年 TBS 第8話 詩人のおしえ

監督 中川信夫 脚本 松木ひろし

出演 悠木千帆 滝田裕介 嘉手納清美 北林谷栄 桜むつ子 松山英太郎

第7話↓

nihoneiga1920-1960.hatenablog.com

寒風の中、歩いていると目から涙がとまりませんっ。

とし子さん第8話のゲストは桜むつ子松山英太郎松山英太郎は91年に48歳で没してしまいましたが60-70年代のテレビドラマや映画では結構見た役者さんです。

上流階級・有閑マダムの集まりに参加することになったとし子さん。マダム達の「ざぁます」言葉が懐かしい。

松山英太郎・悠木千帆

広一郎と共にテレビ出演したとし子さん。ところが受け答えがうまくできない。そこで社交性を学ぼうと近所の奥様達がお菓子作りをするという集まりに参加することになる。入会金が5千円なので躊躇したが広一郎に相談するとテレビの出演料を使ってよいことになり、5千円札を財布に入れて外出する。ところが駅前で詩集を売っている若者(松山英太郎)に出くわし、なんだか高尚な感じがして詩集一冊、100円で買ったのだが、間違って5千円札を渡してしまう。

慌てて駅に戻ったがすでに若者は消えていた。

仕方なくお菓子作りの集まりで入会金の支払いは後にして欲しいと頼むが、リーダー各のマダム(桜むつ子)に一笑されてしまう・・・。

翌日、若者がとし子さんの5千円を返すと感激したとし子さんは何も食べていないという若者を連れて「東京大飯店」で大盤振る舞い。返してもらった5千円は食事代で消えた。

在りし日の東京大飯店

当時、家族で豪華な外食っていうと中華飯店へ行くってあった。子供の頃、お正月に横浜中華街行ったな。なにせ人数も多かった。ところが最近は老舗中華飯店が倒産したり。数年前に横浜中華街へ行ったけれど、表通りは様子が変わり、食べ歩きとか食べ放題とか経営管理ビザでやってきたちゅ~国人の店みたいなのがたくさんあって昔を知っている私には魅力がない街になっていました。これじゃ、わざわざ横浜まで行く必要ない。どこにでも見かけるあの赤い大きな看板だらけな印象。

結局とし子さんはお菓子作りができなかったが家では子供たちがとし子さんが作ったお菓子を心待ちにしていた。

そこでお店で買ったお菓子を子供達へ。しかし義妹の恵子(嘉手納清美)にバレてしまい、事の顛末を話す。

子供からは次男のバースデーケーキを要望され、こっそり家で作るとし子さんだがうまくいかない。義妹の恵子も手伝うが四苦八苦。そこへあの若者が働き始めたケーキ屋の職人さんと共にやってきて見事なケーキを作ってくれるのだ。