日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

幽霊男 1954年 東宝

監督 小田基義 脚本 沢村勉 原作 横溝正史

出演 河津清三郎 岡譲二 三條美紀 田中春男 大川平八郎 藤木悠 清水元

   塩沢とき 広瀬嘉子 

広瀬嘉子・田中春男藤木悠

いやはや冬季オリンピック、フィギュアりくりゅうペアが金メダル♪それも世界歴代最高得点!

ナショナリズムが刺激されます。

二枚目な河津清三郎

YouTubeで発見。金田一耕助河津清三郎が演じている。池部良より古い1954年製作。河津清三郎!君も金田一だったのね。病院長役ですっかりおじさまになった岡譲二が出演。彼が若者であった無声映画時代、田中絹代と一緒に悪いことをするギャングを思い出す(非常線の女

ステキなおじさま岡譲二

吸血画家(なんだそれ?)津村が入院していた精神病院から脱走したという記事が新聞に載った。その後、銀座のヌードモデルクラブにその病院の院長、加納博士(岡譲二)の紹介だという気味の悪い男がモデルを探しに来た。

彼はモデルのひとり、恵子(川合玉江)を気に入り、指定の場所へ来るようにいうが、他のモデルたちは気持ち悪い男だから行くのをよせと口々にいう。しかし、恵子は家庭の事情で少しでも稼ぎたいのでひとりで出かけていくが、なかなか帰ってこない。

そこにモデル事務所の猟奇クラブメンバー(そんな集まりがあったのか?w)でもある加納博士が現れ、事情を話して恵子の行った館へ皆で行ってみる。するとそこは空き家で誰も住んでいないことがわかる。中へ入ると恵子が来ていた下着があり、浴槽で全裸の恵子が死んでいた!

ヌードモデルたち・左から2番目は塩沢とき

そんなある日、モデルクラブのマネージャー、菊池(田中春男)の提案で気晴らしも含めた撮影会を伊豆で開催し、加納も同行するが、そこでモデルの貞子(塩沢とき)が殺される。その現場を写真に収めるオトコ・・・金田一耕助河津清三郎)だ!

その後、次々とモデルが謎の死を遂げる。ヌードモデル鮎子(広瀬嘉子)のお気に入り、新聞記者の建部(藤木悠)はいつも、いの一番で現場に現れ、スクープをものにする。

モデルクラブだけではやっていけない鮎子はヌードダンサーとしてデビューすることになった。建部は反対するが彼女の決心は固い。しかしまた殺害予告が!

なかなかおしゃれなショット。鏡に映る建部(藤木悠)と鮎子(広瀬嘉子)

藤木悠、青年新聞記者役で主役の河津清三郎より出番が多いような。

エログロナンセンス東宝版!ヌード多数!。でもさすが東宝大蔵貢の新東宝と比べて品がある。

裸シーンが多く、当時は衝撃的であったと思われる。お父さん大興奮。

数寄屋橋(ロケ)にこれだけエキストラ集めたのスゴイ。野次馬も参加?