監督 斉藤寅次郎 脚本 笠原良三
出演 三木のり平 浜野桂子 花岡菊子 トニー谷 ウィリアム・ロス
谷幹一 関敬六 山田五十鈴 清川虹子 佐山俊二 花菱アチャコ
堺俊二 由利徹 南利明 柳沢真一 田端義夫 八波むと志 益田キートン
なんだか出演者が豪華だけれど、ちょっとしか出ない。他の人はあまり有名ではないが
出番が長い変な映画(笑。
どうも見るのに乗り気ではなかったけれど案外よかった。
小原家18代目の三木のり平は没落した家を再建しようと一億円貯めるまで帰らないと母に誓い、立身出世を夢見て東京へでる。墓前に参ると初代小原庄助が力を貸してくれるというのだが・・・。
まずは茅場町の証券会社で小間使いから始めたがなかなかお金は貯まらない。出前に来る娘、浜田桂子から残り物をもらって食事をする。
なんと東京証券取引所の映像が!
会社には色々な客が来る。そのひとりが山田五十鈴
そして清川虹子
出前の娘とデートする
そこで夢を語る三木だが、なかなかうまくいかない。やっと出世しても株価のボード書きだ。
そこへ初代小原庄助が三木に値上がり株を教え、三木は部長になるのだ。
しかし、ちょっとしたことで謹慎させられた三木が偶然出会ったのが出前もちの娘、浜田桂子だった。彼女は今、証券会社にいて化粧品会社とタイアップして団地の奥様方に株を売って儲けていた。一緒にやりましょうと三木を誘ったが、三木は彼女のやり方をそっくり真似して大儲け。
怒った彼女は三木と張り合うようになる。
ある日トラックに轢かれた三木が入院した病院の医師が宇津井健
入院先で知り合った外国人は痴漢?の罪で三木は彼と一緒に牢屋へいれられてしまう。
ところがその外国人は研究をしていて三木は儲かるからと全財産を彼に渡す。
小原庄助さん♪の曲ででてくる初代だが、三木は自分で適当に株の指示を出していたが全くもうけられず、とうとう会社を追い出される・・・自殺しようとしたがツナが切れ、気づくと初代の妻がいた。なんと初代が寝言で超大国が対立し戦争になるから石油株があがるというのだ。それをきいた三木は会社へ行って株の売買をさせてもらう。
超大国同志のテレビ
予想通り交渉は決別。張り合った浜野桂子は大損し無一文に・・・ところが喜びもつかの間、戦争は起こらず、三木も無一文になってしまった。
途中、外国人の研究を邪魔しようと初代小原庄助が女たちを呼び出し、研究させないようにする。しかし、三木は霊媒師に頼んで2代から17代目の小原庄助全員を呼び出してもらい、研究室へ乗り込ませるのだ。
そして花菱アチャコ
堺俊二
この人・・・デンスケ・・・とか言う人と関千恵子
柳沢真一
女性たちがみんな小原庄助さんのところへ行ったのでまた研究に没頭する
そしてとうとう脳波で車を止める発明に成功し、世界から買い付けにくる。
そして30億円を手にする
その30億円をもって証券会社を訪ね、顧客に三倍の利子をつけて返してくださいと三木はいう。
最後は(多分)母を呼び寄せ、浜田桂子と一緒になる・・・感じでおわる。
ところどころギャグ満載。