日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

サラリーマン忠臣蔵/続 サラリーマン忠臣蔵 1960年/1961年 東宝

監督 杉江敏男 脚本 笠原良三

出演 森繁久彌 小林桂樹 加藤大介 三船敏郎 池部良 夏木陽介 宝田明

   三橋達也 東野英治郎 山茶花究 柳永二郎 有島一郎 志村喬     

   新珠三千代 久慈あさみ 司葉子 団玲子 草笛光子 中島そのみ 

   柳家金語楼 藤木悠 八波むと志 児玉清 江原達冶 沢村いき雄

   左卜全

 

豪華キャストの社長シリーズ(笑。もう随分前に観ていた気がしてみなかったが、

みてみたらみたことがなかった。おもしろくて続 サラリーマン忠臣蔵も続けてみた。

(続編をみないと気がすまない終わり方 笑)

 

赤穂産業の専務、森繁が東京会館の松の廊下で社長の池部良が銀行の東野英治郎を殴ってしまったことをきっかけに池部は不慮の事故で死んでしまい、その仇をうつという現代版忠臣蔵

 

小林桂樹は最初は森繁の運転手だったが、森繁が会社を興し、社長秘書となった。

 

東野英治郎の憎らしさ爆発(笑。

 

司葉子小林桂樹の妹役で赤穂産業の池部の社長秘書の宝田明と結婚するが、

結婚前に宝田が新社長として乗り込んできた東野英治郎に反発し社をやめてしまう。

 

三橋達也は、常務の有島一郎のバカ息子で東野英治郎に取り入った有島が仕事ももたずフラフラしている三橋を営業係長として社にいれる。

 

新珠三千代は新橋の芸者で、池部良と結婚するはずだった。

 

草笛光子は銀座のクラブのママだが、株の投資もしている。なんと小林桂樹とよい仲になり、最後は草笛のもっていた一万株の株券で東野英治郎を追放する・・・。

 

このシリーズの森繁にしたら草笛光子のアパートに誘われてついて行ってしまうところ以外は普通の男性だったような感じ(笑。

団玲子は、森繁の息子、夏木陽介と結婚を誓うが、東野英治郎の取り持ちで他の男性と見合いすることとなる。ただあまり団玲子の出番がなく、けっこう良かった(笑。

三木のり平の出演は全くなく、これも良かった(三木ファンすいません)。