日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

ぜったい多数  1965年 松竹

監督 中村登 脚本 権藤利英

出演 桑野みゆき 伊藤孝雄 田村正和 吉村実子 石立鉄男 北村和夫

   早川保 中村晃子 浜村純 加藤治子 二本柳寛

 

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関係ないが、私はずっとメイベリンのコーム型のマスカラを愛用していた。

ブラシ型よりつけやすいのは瞼が下がってきているからだと思う。

失敗して瞼や目の下にマスカラをつけてしまうこともなく、汗をかいてもマスカラが落ちて目の下が黒くなることもなく、値段も1000円ちょっとくらいで(定価1360円?)良かったが、このコーム型を売っているお店は限られていて(あまり売れないせいか?)

メイベリンを扱っているからといってあるとは限らないのが難点だったけれど売っていると知っている駅地下のドラッグストアで購入していた。

 

最後に買ったのが去年の10月頃で数か月前から買わないと・・・と思っていたけれど

のびのびになった。なんとなくネットで検索すると4000円台!とか安くても3000円台だったので え??と思ったらなんと廃番になったためだと分かった。

某メ〇カ〇でも定価以上の金額の3本セットとか10本が出品されていてしかも売り切れ(笑。

もちろん定価+2000円も3000円も高く出して買おうとは思わないが、品不足、廃番商品をメ〇カ〇で検索すると転売で儲けようとする一般人の多いことにビックリ。

業者も混じっているのかもしれないけれどなんと○○〇〇な。

しかし、こういう情報ってどうやって知るのだろう?中には使いかけまで出品されている(笑。

品不足や廃番を知ったあとに怖いものみたさに覗くサイトとしては非常に面白いです。

 

銀行帰りにいつも買っていたドラッグストアに見に行く。やっぱりもう棚にはない。

ウォータープルーフのブラシ型を買って家にあるコーム型のマスカラのコームを使うことにするか・・・と思ったが、なんと別のメーカーのコーム型マスカラを発見!

ケイトで出している「ケイト ラッシュウォーマー クリアタイプ」という1000円ちょっとの製品。

コーム型で小さく、柄も短い。色味はうすーい黒(ほぼ無色)なんだけど基本、自分のまつ毛の存在感をアップ(メーカー宣伝より)するタイプ。

使って2日目なんだけど意外に良い。これからはこれを使おう。

 

で、この映画。桑野みゆきが一番美人だなぁと思った映画だった。

 

大学を卒業はしたが良い就職口はなく、田舎へ戻ろうと最後の夜、ひとりで飲みに行った暁子(桑野みゆき)はエレベーターで正紀(伊東孝)と乗り合わせる。途中でエレベーターが故障し復旧まで停電したエレベーター内で過ごした二人。話すついでに仕事がないから田舎へ帰るという暁子に、正紀は良い就職口があると暁子を歌声喫茶へ連れていく。彼は歌声喫茶の経営者であった。彼女にはそのマネージメントを任せられ暁子は仕事に精をだす。

 

暁子と同じアパートに住む賢三(石立鉄男)は暁子を先輩と呼ぶが、彼は大学を留年してしまったので暁子とは同期なのだ。別の部屋には弥生(吉村実子)がおり、彼女は暁子に大学院生の勲(早川保)と同棲したいから部屋の広い暁子の部屋と交換してくれなどという。

 

歌声喫茶で働くボーイの秋山(田村正和)の両親は亡く、身寄りもいない。彼は歌声喫茶で寝泊りしながら働いて2年となる。

ここでは労働者の賃金について問題にして歌声喫茶で働く者たちが集まる場面もある。

 

暁子は他のボーイから「ハチ公」と呼ばれているのをしり、自分は忠実に働いてはいるが犬扱いされる覚えはないと社長、正紀に言って憤慨するが、正紀と暁子・・・ふたりの将来が気になる。

 

最後は泣いてしまった物語。前頭葉緩みっぱなしで軽い青春ものとは違った。

 

スカパーより

桑野みゆきは1942年生まれで公開当時は23才。童顔の彼女だけれど現代の女性と比べるとやっぱりしっかりした年齢以上の顔をしている。