日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

ひとつのいのち 1962年 日活

監督 森永健次郎 脚本 谷口葉子

出演 和泉雅子 高橋英樹 初井言栄 相馬千恵子 富士栄喜代子 高原駿雄

Amazonより

和泉雅子が亡くなっていた。77歳。和泉雅子って元気なイメージしかなかったのでビックリ。昔、しばらく見てないと思ったら、日本人女性初の北極点到達した冒険家として登場した時の変わりようにもビックリした。当時、資生堂かどこかの化粧品会社が和泉雅子の顔のシミを消すとかってニュースにもなった。日活三人娘だった彼女、子供の頃から美少女と言われ、いつまでも自分の美しさにこだわる女優さんが殆どなのに雅子は違った。そんなところに好感をもってしまう。

高橋英樹が日活時代で一番共演したのが和泉雅子だったとして追悼コメントを残していたので「ひとつのいのち」を視聴。私としては英樹より山内賢が浮かぶけれど、もうこの世にいないもんね。

 

生活が苦しいという人が多い日本ですが、当時の苦しさは今の比ではない。

小児麻痺で松葉づえの娘に「当たり屋」をさせて金を稼ぐ母親。あい子(和泉雅子)は

今日も小さい弟を連れて国道に立つのだ。

そんなある日、母は組んで仕事をしている悪徳弁護士からもっと大きな仕事をしないかと持ち掛けられる。骨折でもさせれば30万円は取れると言う。偶然その話を聞いたあい子はその晩、大学生の堂本(高橋英樹)が運転する車にハネラレ入院するが・・・

あい子が記憶喪失のふりをして母や姉が訪ねてきても知らない人だと言い張る。

親ガチャというけど、あい子も酷い親の元に生まれてしまったね。

桃太郎侍、細くて顔が小さい!

それにしても昔の邦画でもたびたびでてくるんだけど、車の運転手が歩行者を怒鳴りつけてそのまま走り去ってしまうという時代って怖い。

オークフリーより