日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

純愛物語 1957年 東映

監督 今井正 脚本 水木洋子 原作 水木洋子

出演 江原真二郎 中原ひとみ 楠田薫 岡田英次 中村是好 岸輝子 長岡輝子

   嵯峨善兵 東野英治郎 宮口精二 木村功 増田順二

中原ひとみ・江原真二郎

「米」で兄妹を演じ江原・中原、結婚のきっかけとなったとwikiにある。この作品で二人は絶対一緒になるもんねっ!と思ったのではないだろうかw。なにせ恋愛、しかも純愛(⋈◍>◡<◍)。✧♡(⋈◍>◡<◍)。✧♡

30年以上前のBS wowwowで観た記憶が呼び起されたシーンはなぜか中原ひとみが入園させられた聖愛学園で「キャベツをよく洗え、前に髪の毛が入っていて 云々」と同じ園生に言われてるところだった。それ以外は全く記憶になかったけれど、原爆被爆者のことを描いた作品だったのね・・・。ただの江原・中原の恋愛ものかと思っていたので録画後、しばらく放置してました。

戦後10年経ち、上野の山で育った孤児も10代半ばとなっていた。ミツ子はスリから足を洗おうと職を探すが、父は死に、母も行方不明で保証人がいない彼女は仕事がみつからない。ある日不良にだまされて廃屋に監禁されたミツ子を救ったのがやはり孤児の貫太郎(江原真二郎)だった。

お金がない二人・・ミツ子は貫太郎にスリの見張り役を頼みこれが最後だとデパートでスリを働くが二人とも捕まってしまい貫太郎は少年院へ、ミツ子は聖愛学園という不良少女の入所施設へ入れられる。貫太郎は護送途中にミツ子会いたさに脱走するが捕まり、その後は下山監察官(岡田英次)の助けもあって更生の道を歩むがミツ子は反抗的で小島教官(楠田薫)を困らせる。しばしばミツ子は運動や仕事をさぼるが園や園生はミツ子の仮病であるという認識だった。彼女の様子をみて小島教官は外部の医者に診せて欲しいと園長(長岡輝子)に承諾をもらい、最初の医者は貧血で大したことはないと安堵するふたりだったが、念のため行った大きな病院の医師(木村功)の診断はもっと詳しい検査の必要であった。不安になるミツ子はその後立ち寄った公園から姿を消した。

一体、いつ貫太郎はミツ子がそれほど好きになってしまったのかちょっと不明だけれどまさにふたりは純愛なのだ~♪♪

2時間超え(133分)は私からすると長い。もっと短くできるハズ、成瀬巳喜男なら90分で満足できる映画を作れるであろう(私の勝手な感想です)。