日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

ロマンス誕生  1957年 東宝

監督 瑞穂春海 脚本 長瀬喜伴

出演 雪村いづみ 山田真二 日守新一 美空ひばり 中村メイ子 淡路恵子 宝田明

   環三千世 有島一郎

 

雪村いづみ20才!美空ひばり20才!

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スカパーより

美空ひばりが準主役だが終盤でちょっと出てくる。この映画での主役は雪村いづみ

 

東京から大阪の実家へ帰る列車の中でまさみ(雪村いづみ)は大学生の男子をちょっとした間違いから平手打ちしてしまう。

 

大阪駅には歌手になりたいと家出してきた友人春子(環三千世)が迎えに来ていた。

まさみの父(日守新一)はキャバレーロマンスの支配人をしているが売上があがらない。そんな時美空ひばりだ大阪にいることを知り、自分のキャバレーに出演してもらおうとマネージャーの男性と契約を結ぶが、その男(有島一郎)は偽物だった。

 

大金をだまし取られた花村支配人は京都に滞在しているという美空ひばりを訪ねるがキャバレーなどに出演させられないとマネージャーに断られる。それを訊いた娘のまさみも京都を訪ね美空ひばりと交渉するが断られてしまう。そこへ現れたダンサーの小夜子(淡路恵子)。彼女はまさみの父、花村の最初の妻との間に生まれた娘であった。

 

当時の大学生って学生服なんだね。着るものがなかったのか?(笑。

雪村いづみの相手役の山田真二という俳優さんは爽やかな青年だった。

 

ところでこの映画で唯一貴重と思える場面があるそれは川を埋め立て途中の有楽町界隈(西銀座デパートの場所)がちょっと映るところ。もちろん高速道路などない。

 

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左は朝日新聞社

ここに西銀座デパートができてさらに高速道路が通っちゃう。ほんの数年後に・・。凄いとしか言いようがない。

 

 

大阪駅周辺も写っているが大阪人じゃないのでよくわからない。

 

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阪急百貨店がみえる

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大阪駅