監督 川島雄三 脚本 富田義朗 柳沢類寿
出演 美空ひばり 月丘夢路 大坂志郎 佐多啓二 多々良純 有島一郎
93分ほどの映画らしいが、60分少し超えるくらいに短縮編集されてアップされたものを視聴。
美空ひばりファンならちゃんと見たいかもしれないが、川島雄三監督というので前から興味はあった・・・ただ なんとなく内容は想像できるので(とにかく ひばりちゃんが大活躍!とか 笑) 短縮されていても満足でした。
お菓子会社会長の孫、美空、ひばりが祖父の病気療養のため、社長になり、専務一派の裏切りにも負けず頑張る・・・みたいな物語。
途中途中でひばりちゃんの歌が披露されるが、さすが脚本家、会社の宣伝のために
ひばり社長自らテレビで毎回歌う。
出演陣も月丘夢路、大坂志郎、桂小金治、多々良純、そして佐田啓二。
当時のひばり人気がわかる。
ひばりちゃん、16歳とあるが、なんだかすごい貫禄だった。童顔・・・という印象は全くない(笑。
今村昌平(だったかな)、川島監督に「なんでこんな(くだらない・・多分こんな歌謡映画など)映画の監督などするのだ?と聞いたら、「食べるためです」と言ったという。
この映画も(多分)食べるために作ったものだろうが、テンポよく、共演者も良く、
やっぱり川島雄三は良かった・・・
謎なのは、自分が作りたくて作った映画が・・・???な作品になっちゃうところかな(笑。 あえて作品名はだしませんが。