日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

白い夏  1957年 日活

監督 斎藤武市 脚本 寺田信義 斎藤武市

出演 青山恭二 芦川いづみ 中原早苗 高友子 東恵美子 織田政雄 坪内美詠子

   相原巨典 柳谷寛 近藤宏 天草四郎 福田トヨ 西村晃 長谷川照容

 

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芦川いづみ中原早苗・青山恭二・高友子

いやー、いづみちゃん、可愛いなぁ~♪

 

房総の郵便局に赴任した青年、伊野(青山恭二)。バスの中では芸者の玉奴(高友子)にウィンクされドギマギする純情青年だ。

 

局長(織田政雄)の世話で案内された下宿は魚屋の2階。魚屋夫婦(柳谷寛・福田トヨ)は妻の入院先に夜遅く夫がこっそり訪ね、二人病院のベッドで過ごすほど仲が良い。(これ、コメディなとこ)

 

局長は造り酒屋も経営しており、一人娘?の麗子(芦川いづみ)も郵便局の交換手?として働いている。奥手な伊野だが、麗子を見てますますドキドキしてしまう。

と、いうことはこの郵便局は特定郵便局ってわけだな。

 

町で唯一の新聞社の早船(西村晃)は町の有力者で資産家の息子の花山(相原巨典)が今度町長に立候補するにあたり、町の野球大会でピッチャーとして登板する花山のために局長に無理やり寄付をさせたりする男だ。

誰も花山の球を打てなかったのに、飛び入りで参加した伊野は三振しろよと言った郵便局の配達員、久札の言葉通りにしたが暴投でなぜかホームイン(笑。

花山を当選させるために早船は久札(近藤宏)に町民に賄賂を配るように指示する。

久札もお小遣い欲しさに引き受けるが、彼のお気に入りで看護婦をしているよし(中原早苗)が伊野をみて気に入ったことが気に食わない。自分の女だという久札によしはいつあんたの女になったのだ?と逆切れ(笑。

 

ところどころ*1ケラケラ場面あり。

 

麗子は花山との結婚話が持ち上がっている。両親は乗り気気味だが麗子ははっきりしない。花山のことがなんとなく嫌なのだ。

花山は芸者の菊奴(東恵美子)を身ごもらせるが麗子と結婚するために菊奴には冷たくあたる。そのことを玉奴から聞いた伊野・・・

 

早船と久札は伊野が気に食わない。なんとかして伊野を郵便局を辞めさせようと画策するも・・・。

 

最後はめでたしめでたし かと思いきや、え~~~!伊野さん、なんだか可哀そうだった。

中原早苗は青山恭二を追いかけるいつもの役柄だがw、町を去るという前の晩、肉弾戦法で青山にアタック!するシーンはどっきりだった。

果たしてその晩二人はどうなったのか?ははっきりしないが多分何にもなかったんだろう・・・。

 

オークフリーより

 

*1:´∀`