日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

花嫁は15才 1964年 日活

監督 江崎実生 脚本 田村孟 江崎実生 森川英太朗

出演 和泉雅子 山内賢 香月美奈子 東野英治郎 杉山俊夫 下條正巳

   高原駿雄 初井言栄 奈良岡朋子

www.nikkatsu.com

Amazonより

ワタシの年代だと「奥様は18才♡」が頭に浮かぶ映画題名。

最後が尻切れトンボで監督も脚本家もどー終わらせてよいのかわかんなかったの?

もうすぐ65才を迎えるワタシから言わせると当時の少年少女をその気にさせて家出させちゃったかもしれない無責任なストーリー。どーすんの?と映画だというのを忘れてしまった???な物語。

 

両親はすでに亡く、九州の田舎の叔父の家を飛び出した片山むく太(山内賢)は東京へ。ところが都会は彼に冷たく、金も巻き上げられた。職探しで都電に乗っていると女学生が楽しそうに会話している。その一人が降りたあと、立っていた女学生が席に座ると老女が乗ってきた。その老女へ席を譲れとむく太は言う。

今ならスマホに見入ってガン無視されるかもしれないw。

彼女は立ち上がり、次の停留所で降りるがなんと足を引きづっていた。

その停留所の真ん前にあった牛乳店でむく太は住み込みで働く。そして彼女がまた停留所で降りたのをみて彼は話しかけた。最初は警戒した女学生だったが打ち解けていく。

彼女は弘子(和泉雅子)という中学3年生で、足は捻挫しているのだというが母は亡く、彼女の父親(下条正巳)は元刑事だったがある事件で足を悪くし退職、今は銀行で案内係をして親子二人で暮らしているという。

むく太はそんな彼女の住んでいる町で働けるのを幸せに感じる・・・。

ところがある日弘子の父が銀行強盗に撃たれて死亡。弘子ひとりが残された。

家は銀行の借家で弘子は出ていかなければならなくなった。銀行員の若い男(杉山俊夫)は弘子に気があるのか親切なことをいう。

なんと、15才の女の子の一人暮らしが始まるのだ。ってなんだかなぁ。

引っ越しを手伝う銀行員だが、むく太と一悶着。そこでむく太は弘子と結婚するのは自分だなんていう。え?

むく太17才、弘子15才で結婚することはできない。それにさ、どーやって食べてくの?それでも婚姻届けをだそうと区役所へいくがもちろん受付られず、帰り道でそれを揶揄され喧嘩する。あの当時、暴力をふるうことはあまり問題ではなかったと思う。

気に食わないければぶん殴るというのが定番。私が子供のころの男の横暴はひどかった。「あなたとぉ~会ったその日からぁ~恋の奴隷となりましたぁ・・・」奥村チヨの♪悪い時にはどうぞぶってね、あなた好みのぉ~あなた好みのぉ~オンナにぃなりたぁ~い~~♪が流行ったなぁ。あれいつだっけ?70年代、80年代もそうだった。

ぴんからトリオの女のみちとか。聞くだけでくらぁ~い気持ちになった昭和枯れすすき・・・。

 

60年代の映画話が70年代の歌謡曲話になってしまった。

それでもむく太は結婚しようと牛乳店の店主夫婦(東野英治郎奈良岡朋子)を媒酌人として神社で結婚。弘子の通う中学校では騒ぎとなり弘子は校長室へ呼ばれるが担任(香月美奈子)に妊娠していると嘘をつく。

 

最後はこれ?って拍子抜け。長い人生、なにも今一緒にならなくたっていいじゃないの?が感想。

 

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