日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

からっ風野郎 1960年 大映

監督 増村保造 脚本 菊島隆三

出演 三島由紀夫 若尾文子 水谷良枝 根上淳 川崎敬三 志村喬

   船越英二 小野道子 潮万太郎 倉内マユミ 山本礼三郎 

   神山繁

 

ヤクザの2代目組長、三島が刑務所から出所する日から始まる。

彼は違うヤクザの組長、根上淳を刺して懲役をうけ、2年半服役した。

面会だと三島は呼ばれるが、バレーボールの試合をしていたので服役している知り合いに自分の名札をつけて行ってもらうと、面会室で暗殺されてしまう。

・・・・

監督やキャストを調べようとしたらwikiが一番にヒットし、そのwikiの記事が映画の内容だけでなくその映画に関した記事が大部分で、読んだら面白かったので

あらすじを書く気がなくなりました(笑。

 

ja.wikipedia.org

 

2年くらい前にも動画サイトにアップされ、その時見た感想は、三島の演技が・・・

だったのですが、今回久々にアップされたのを見たら、そんなにひどい演技でもないかな、と思いました。

周りの俳優さんたちに助けられているのも大きなポイントだと思います。

神山繁は喘息もちの殺し屋で、最後の最後で三島を仕留めます。

三島が若尾との間に生まれてくる赤ちゃんのためにベビー服を買いに行き、

そこで殺されてしまうのですが、普通なら涙を浮かべるような場面だったけどそんな感情にはならなかったのはなぜ?

カラー映画ですが、昔のカラー独特の色調でこれは良かった。

そして映画よりwikiの記事がおもしろかった(笑。