日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

都会の横顔  1953年 東宝

監督 清水宏 脚本 清水宏 

出演 池部良 有馬稲子 木暮実千代 沢村貞子 丹下キヨ子 森繫久彌 トニー谷

   広瀬嘉子 熱海幸子(子役)

 

wikiより

 

本日は鬼のような暑さでずーっとエアコン入れっぱなしです。窓を開けても熱風がすごく、外出するからとエアコンを切って締め切りの部屋は35度超え。

なんだか電力がひっ迫するとかで夕方に節電が呼びかけられてますが、せいぜい部屋の明かりはギリギリまでつけないだけで勘弁してください(笑。LEDだし。

 

で、昭和28年当時の銀座。松屋内部と松坂屋の屋上からのシーンがあります。

松坂屋がなくなって久しいけれど、私が若いころの銀座の松坂屋三越松屋と比べても人が少なかった記憶がある。だから好んで(笑、松坂屋へ行った(^^ゞ

その後できたGINZA6?は入ったこともなく・・・ブランドものには興味はないし・・

ただおぎのやの釜めしが売っているようなので寄ってみたい気はします。いつか(笑。

 

清水宏監督の東宝移籍第一作で脚本も清水宏

 

池部良が銀座のサンドイッチマン有馬稲子が靴磨き。

母、木暮実千代に連れられて目黒から買い物にきた熱海幸子5歳が母親と銀座ではぐれてしまい、池部良サンドイッチマンの仕事の特性を生かして?女の子と銀座を歩き母親を探そうとする。

 

彼はサンドイッチマンをしているので銀座の人々をよく知っている。

人待ち顔のキャバレーの女給がいた。訳を訊くと森繫久彌扮する男(重役?)と待ち合わせしているが来ないという。

 

女の子がトイレに行きたいと言い出し、慌てて入ったお汁粉屋(多分 若松?)には

森繁久彌とバーの女の丹下キヨ子がおり、丹下キヨ子が森繁を無理やり誘ったらしい。池部が森繁に彼女が待っていると言づける。

丹下キヨ子を残し、お汁粉屋をでた森繁はキャバレーの女給と日劇のショーへ行く。

同じころ、母の木暮実千代は近所の沢村貞子にばったり出くわし、娘探しを手伝ってもらうが、結局沢村の飲んだソーダ水を奢らされる羽目に。

沢村はその後亭主と待ち合わせてやはり日劇へ。

 

一人残された丹下キヨ子は客の男?に電話して銀座に来るように言うが、電話を終えると別な男に出くわして彼を誘ってやはり日劇へ・・・。

 

芸者が英会話を習っていたり、その先生が変な英語を教えるトニー谷だったり、街角にたつ易者は伴淳三郎・・・。

 

とにかく池部良と女の子が歩く、歩く(笑。

 

ただなんかのマネみたいで出来はまぁまぁ。木暮実千代って山田五十鈴と並んで化けっぷりがすごい女優さんだと思う。この映画では背中に赤ちゃんを背負ったお母さん役な

んだけど自然。バンプ役も自然にこなす好きな女優さんだ。