日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

恋の蘭燈  1951年 新東宝 

監督 佐伯清 脚本 佐伯清 井手雅人

出演 池部良 暁テル子 森繫久彌 白光 伊志井寛 夏川静江 岡村文子

 

nipponeiga.com

 

つまらな過ぎて(笑、4-5日かけてみた映画。

主役の中国人女性と暁テル子・・・女優さんが酷い(すいません)。

そもそも蘭燈=ランタンと読めなかったし(笑。

 

行き別れた母を探しに北京?から来た麗華は横浜のクラブで歌手をしながら母を探す。

そのクラブでなにかと世話をやくのがダンサーをしている暁テル子。彼女はそのクラブに出入りするチンピラ?の森繁久彌にぞっこんだが、森繁は麗華に好意を寄せている。

彼女の気を惹こうと、森繁は麗華の母親を探し出す。今は東京で会社を経営している裕福な家の後妻となっていたが、森繁が尋ねていくとそんな娘は知らないし、私は中国に行ったこともないとその家の後妻、夏川静江は言う。

森繁の悪党ともチンピラともとれない行動がよくわからない。

 

今度はその家の義理の息子である池部良を訪ねるが、池部に義母がそういうなら違うでしょうと追い返されるが、気になった池部は横浜のクラブを訪れ、麗華に声をかけ、そのまま二人で食事をする。

麗華だ夏川静江の中国に残した娘だとなんとなく確信した池部だが肝心の夏川は麗華前にあなたなど知りませんと突き放す。

実は池部良の結婚相手としてよく家に遊びにくる女性をと思っている池部の父、伊志井寛のことを考え、夏川静江は自分が過去、中国人と結婚し、その中国人亡き後、娘を残して帰国、そして伊志井寛の後妻となったことを相手の家に知られたくないのだった。

 

夏川に拒絶された麗華は自棄酒をあおり、麗華をどうにかしようとしているヤクザ?の親分に密航船に乗せてもらい、中国へ帰ることにするのだが、その話は嘘で、船内で襲われそうになる。それを知った森繁が駆け付け見張りのチンピラを殴り倒すが形勢が不利に・・・・

 

池部を慕う女性は、池部の知らないところで麗華に会い、自分が池部を好きだから諦めろと言っていてそれを知った池部は麗華を愛しているのだ!と言ったりする。

(ところどころ忘れた 笑)

 

乱闘している船では池部も参戦し、ギャングは海へ投げ出され、そこへ夏川静江が麗華と会って自分の娘だと認め、めでたし。

多分、その後麗華と池部は結婚するのだろう。

 

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東宝より