日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

恋をするより得をしろ  1961年 日活

監督 春原政久 脚本 岩井基成 林弘明

出演 小沢昭一 清水まゆみ 高原駿雄 宮城千賀子 佐藤英夫 神戸瓢介

   青木富夫 福田トヨ

 

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いつも思うのだが、ケチとかエッチな話になるとどーして大阪弁=大阪から来た人

になるのか?(笑。ヤフコメ読むと、関西弁で書き込みしてる人がいるけれど

そのコメントの内容はあまりよろしくない場合が多々あるように感じる。

私は関東の人間なんでよくわからないけれど、関西人は書き込みをするのでも関西弁で書くのか??大阪の知人が多少いるので(と言ってももう数年会ってないし、連絡も取っていない(;'∀'))聞いてみようと思うんだよね。

例えば、九州にも九州の言葉があるが、話言葉で書き込みなんかするんだろうか?

少なくとも関西弁以外での書き込みって私は見たことがない。

もし、関西人でもないのに変なコメント書くときには関西弁で書き込みしている関西人以外の人だとしたら、それってずいぶん侮辱だな。

 

日活より

安五郎(小沢昭一)は通称下司安と呼ばれケチなら天下一品な男。今は東京でごみ収集にあたっている。

ある日、下司安のアパートの立ち退きがおこる。アパートの住人は引っ越す金もなく家賃さえ払っていない者が大半。

 

そこで下司安は戦後のドサクサで安く買い集めた骨とう品を売ろうと大阪時代の旧友で今は東京の会社勤めの立花(佐藤英夫)を訪ねる。受付の雪子(清水まゆみ)からは嫌がられるが立花と待ち合わせした赤坂のクラブで見たマダムの水代(宮城千賀子)に心奪われる。

マダムはスポンサーから借金を返せと迫られ、引き換えにその男と一夜を共にするが、

そんなことで借金の1000万円がチャラになることがなく、マダムは悲観。

まわりまわって下司安が億万長者だと知ったマダムは安アパートへ。

お金を出したら裸になれるか?という下司安にお安い御用と服を脱ぐマダムだが下司安は失望してしまう。自分にふさわしい相手ではないのだ。

しかし下司安は約束通りマダムへ金を用立てるが、代わりに赤坂のクラブの場所を借りて自分のもっている骨とう品を売らせてもらう。

外国人が集まり、骨とう品はバンバン売れる。

立花の社の受付の雪子が訪ねていくと下司安は外国人相手に四苦八苦しており雪子が英語で相手をする。そんな雪子を見て下司安は感心してしまい、これこそ自分が探していた相手だと立花に呼ばれていった席で雪子さんと結婚したいと告白。

ところが彼女には婚約者がおり、哀れ下司安はふられてしまう。

 

一方、アパートの住人のために自分でごみ収集の会社を骨董を売った金で立ち上げ、住人たちを雇う。

 

雪子の結婚式の日、下司安は相棒の四郎(高原駿雄)と共にゴミ収集車で式場まで行き、大切な利休のツボを雪子に渡してくれと受付のボーイに手渡し去っていった。

 

日活より