日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

東京のお転婆娘  1961年 日活

監督 吉村廉 脚本 西沢裕 浦山桐郎 原作 藤井重夫

出演 中原早苗 藤村有弘 南寿美子 大塚敏 杉狂児 殿山泰司 神戸瓢介

   武智豊子 金井克子(金井克予)

 

www.nikkatsu.com

 

この暑さで昨日はほぼ家から出ないでもっぱらユーチューブ視聴。たまたま午後1時から今話題の文春砲で木原さんの現妻の元夫の死について捜査した警視庁捜査一課の元警部のインタビューが開始。これが本物の警視庁捜査一課か!と興奮(笑。

なにせテレビの情報番組って面白くない。朝は支度しながらなんとなくテレビはつけているが、コメンテーターと称する人物が口にする事件などはみな個人の意見と憶測だ。

それであーでもないこーでもないと時間をかけて次に事件が起こるとまた同じことの繰り返し。その後はどーなったのかがわかる頃にはそんな報道はしないし、忖度が激しいからこのインタビューがあったなどは報道されないかと思っていたら昨夜、夜七時のNHKニュースでは報道していた(他は知らない)。ネットでは騒がれていることでもやはりテレビの力はまだ絶大だ。ここでこんなにその男性の死が注目を集めているのはもっぱら捜査に政治家の夫の影響があったかなかったかということで、これが普通の人ならニュースにもならなかっただろう。

 

今よく見ているのが廃道を走る映像。最近のはコマーシャルが入ってうざいけど、10年以上前にアップされたものだとコマーシャルもなく(お金にしようと思ってなかったからそのまま?)淡々と廃道、酷道と呼ばれる山道を走る動画が面白い。ナレーションもないけどなんだかこわくて面白い。

「ゆっくり ○○」という声を変換した?動画は取り上げる題材は面白そうだがあの独特なイントネーションの声が嫌いで見ていない。そーまでして声を隠したい理由はなんなんだろう・・・。

あとはプログラミングの動画。なんか勉強になる。しかし自分はそれを習って何をしたいのか?がわからない(;'∀')。

粋なんとか・・という動画は引きこもりの人たちを自宅に迎えにいくところを映したものだが、最初に見たのが53歳男性で30年引きこもり・・彼は両親はなにも家のことができないので自分は家事をしているから家にいるのだとか人権侵害だとか言うんだけど、ビックリだったのは見た目は(もちろん)おじさんなんだけど態度はまるで子供なんだよね・・。親と一緒にいる時って私でも娘な気分になるんだけど社会にでないでいるとこーなるんだ・・・。数本の動画をみたけれどみんな自分がこうなったのは「相手(もっぱら親)が悪い」は一貫している。そして住んでいる家もそれなりの家でもちろん自分の部屋もある。見ていて怒り心頭になるが根気よく接する粋なんとかの人たち。

そんなこんなで登録動画がここ最近爆発的に増えている。

 

話長いですか?(笑。

 

日活より

中原早苗と藤村有弘主演の65分映画。

○○娘 で思い出すのは大映若尾文子なんだけど日活も〇〇娘を撮っていたのだ(笑。

 

東京の美大生、有子(中原早苗)は大阪の従姉の真冴(南寿美子)を訪ねるために奮発して飛行機で行くことに。飛行場で大阪の繊維問屋?のケチンボ若社長、渋田昭七(藤村有弘)に声をかけ、夫婦としてチケットを買えば一割五分引きになると言い、昭七もそれにのる。飛行機内ではケチの掛け合いあり(笑。

 

真冴は夫を亡くし、今は夫の友人だった画商の城戸(大塚敏)がスポンサーとなって道頓堀でバーを経営している。

城戸の画廊では金を貸したという男が城戸に立ち退きを迫っており、偶然居合わせた有子はその男(杉狂児)の後をつける。すると飛行機で知り合った繊維問屋が金を出していることを知る。従姉のバーも儲かっておらず、有子はどーにかしようと奮闘する!

 

中原早苗はイメージ通り、パワー満載な娘。一方藤村有弘のケチケチぶりも凄い。

 

南寿美子という女優さんを初めて見たのが「赤ちゃん特急」という1956年の日活映画で、トラック運転手が行く食堂の看板娘だった。美貌な人だと思ったけれどその美貌が結局、バーのマダム役に落ち着いてしまった感がある。

 

日活より

金井克予 の謎

日活映画ではこの頃、よく金井克予 というキャスト名がでてくる。多分、この人↓

金井克予(金井克子だと思う)

金井克子だと思うんだけれど、彼女を調べても金井克予という芸名はでてこないし日活映画の記述もない・・・。

日活作品に端役で出演・・・っていうのを言いたくなかったのか?それとも別人なのか、金井克子なのに日活で子→予になっちゃったのか・・・(笑。